2013年にユネスコ世界文化遺産に登録された、日本が誇る国内最高峰の富士山。
以後、世界各国からより一層多くの観光客がここを訪れるようになったのは言うまでもありません。
私が今回の旅で何より感動したのが、その富士山の偉大さ。
星のや 富士に滞在してみて、これほど富士山を間近に部屋から拝むことができたのは人生で初めてなのではないでしょうか。
滞在2日目の朝は、前日の曇天から一転して見事に晴れ渡ったので、少し早起きして施設周辺をランニングしました。
■早起きは三文の徳!朝ランは旅の醍醐味!
滞在中の客室を飛び出して、レセプションの方に向かって坂道を下り、さらに民家を抜けると、登校中の小学生や地元の人々に遭遇しました。その度に、「おはようございます」とやさしく微笑みかけてくれたのが印象的でした。単純ですが、山梨県の国民性の豊かさを感じてしまいました。
■河口湖と富士山と、ラベンダーの絶景サプライズ!
富士山の見える方に10分ほど走って辿り着いたのは、一面に広がる河口湖と富士山、そして思いも寄らない、色鮮やかな紫色のラベンダーが辺り一面に咲き乱れていました。
アロマオイルで馴染みのあるラベンダーのフレッシュな香りが、そこらじゅうに充満していて、それを求めて蜜蜂が飛び交っていました。
なんとその数は10万株!
河口湖と富士山とラベンダーを一度にカメラに収められるベストポジションを見つけました!なんてフォトジェニック!
この絶景を求めて、本格的な一眼レフカメラを持ったアマチュアの写真家が3名ほど、それ以外はほぼ貸切状態です。
おそらく日中は日本全国から観光客をのせた高速バスが続々と着いて賑わうので、早朝がオススメです。
■四季折々の花を愛でられる大石公園
どうやら河口湖の湖畔に位置する大石公園では、毎年6月中旬から1ヶ月間ほどハーブフェスティバルが開催され、ラベンダー以外にもカモミールやハーブなどが見頃を迎えます。30万人以上の来場者を誇る、初夏の一大イベントだそう。
又、大石公園の全長350mの花街道には、春は芝桜や菜の花、夏はラベンダーといったように、季節によって四季折々の花を鑑賞して楽しめます。
■湖上の早朝カヌーやマリンスポーツも!
星のや富士では、湖上の早朝カヌーや山麓乗馬など、年間を通して楽しめるアクティビティも用意されているので、富士滞在を貪欲に楽しみたい方は要チェックです。