photo:01





photo:02







島生活6日目。







そろそろ隔離されたホテルを抜け出して、




島を探検してみようと思い立ち、







サイクリングへ出かけることに。













マウンテンバイク1台、ペットボトルの水1本、




たった1枚の地図だけを便りに、




あてもなく自転車で走り続けた。






















photo:13





photo:14




photo:16




photo:17

photo:47









ここ、Koh Yao(ヤオ島)は、




ヤオヤイ島+ヤオノイ島の、大きく南北2つの島に分かれているが、








私達が滞在しているのは、北側に位置する“ヤオノイ島”の方。








人口約4000人、プーケット島近くでは一番大きな島で、




底辺10Km、高さ12Kmの三角形をしている。

















photo:31





photo:19



photo:07



photo:03






宿泊施設はいくつかあるものの、





観光業はそれほど発達していないため、
















まだまだインフラか整っておらず、






道路も未舗装が多い。






学校や交番は発見できたが、




病院も完備されておらず、銀行も郵便局もなければ、




駅も電車もない。






道を走っているのは、




トラック、乗用車、3人乗りの自転車やバイク。
















photo:18


photo:35









photo:39





photo:40




photo:48





photo:23




photo:37

photo:36




photo:38







photo:21




photo:20



photo:22

photo:41










島民はタイ南部の人々同様、




タイ族、モン族、インド系や中国系のミックスだが、








マレー系がより強く、




言語にしても、服装にしても、




私の知る一般的なタイ人とはまた違うように思える。








街ゆく女性達が多く履いていたのが、




花柄のロングスカートや、




サルエルのような、モンペのような?パンツ。








これらは1枚の四角い布を上手に結んで、




形作っているのだ。








所々に見られるこういった生活の知恵に感心した。



















photo:04



photo:06




photo:10




photo:69



photo:27



photo:66



photo:25



photo:26





photo:12




photo:11




photo:08








現在のヤオ島は、








農業、漁業、米作、ゴムの樹の栽培、






椰子油やココナッツ栽培が盛んで、








半数の島民は小規模漁業に従事している。






家の庭や、畑、道端など、




あらゆるところでヤギ、馬、牛などの動物が見受けられるのも珍しくない。





















photo:28

photo:44





photo:43



photo:46


photo:29






photo:45



photo:24


photo:30



photo:33





photo:32





photo:34







photo:56

photo:55






発展途上に感じられるのは、






2004年プーケット島で起こった津波による災害の影響も今だにあるだろう。












しかし、発展途上と思っているのは、私達の方で、




ひょっとしたら彼らは発展を望んでいないのかもしれない。










交通機関がなくても、ネット環境がなくても、




それぞれの生活がここに成り立っていて、




みんなこんなに楽しそうな顔をしている。
















溢れる情報と、便利さに埋もれた私達こそ、







日々の生活でのちょっとしたことに不満を持ち、




大切な何かを見失ってしまっているように思える。












photo:70




photo:58




photo:57



photo:53




photo:61





photo:54




photo:59



photo:60




そんな島だからこそ、




普段の雑踏もしがらみも忘れて、




身も心も開放できる。










手つかずの自然そのものを体験して、






とっておきの贅沢なひと時を過ごせる、




タイ唯一のリゾートかもしれない。








photo:49




photo:09




photo:65




photo:68








というわけで、




この島の魅力に魅せられて、




当初半周で折り返す予定が、




気づいたら、




20km近い距離を2~3時間くらいかけて自転車で1周してしまった。









素敵な思い出と引き換えに、




翌日の過度な筋肉痛が約束されていた。







((((((ノ゚⊿゚)ノ