またこんな時に不謹慎だとか言われそうだから、


あまり公にはしていなかったけれど、





実は、この震災とは関係なく、


先週末から1週間ほど海外へ渡航予定だった。






ところが、


3月11日(金)、思いもよらず事件は起こり、


幕張メッセから何時間もかけて帰宅し、


家族の安否を確認したその足で、



散々迷ったあげく、私は成田空港へ向かった。






が、案の定、


成田エクスプレスもスカイライナーも運休。



高速道路は通行止め。


やむなく、5時間以上かけて、


下道?鈍行?で車を走らせた。






が、結果、


3~4時間の遅延というアナウンスに振り回されたものの、


その日は欠航という決断が下された。






「・・・・・・・」




努力の甲斐虚しく、呆然としながら、


でも、せっかく千葉まで来たから!


と立ち寄ったのは、








浦安市にあるすし処 善


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ここは以前、

築地のとある卵焼き屋の友人から教わった、

隠れた名店。




築地直送でいつでも新鮮で美味しい魚を

手頃な値段で食べられるのがイイ。



正直、これほどコスパがいいお寿司屋さんも珍しいよ。

ディズニーランドから15分だから家族連れも多いし。







この日、

偶然にもオーナー社長さんが来店していて、



「震災の影響で、東北地方の出荷物がストップしたら、

築地市場にも大打撃が起こりうる。


しばらく新鮮な寿司は食べられないかもしれないよ。

これ持って帰りな。」





と言い残して、手土産を託してくれた。


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こんな日だからこそ、

こんな優しさがとても心にしみて泣きそうになった。



社長さん、ありがとう・・・・








翌日、

気になってニュースを見てみたら、





都中央卸売市場のまとめで、築地や大田など都内の11生鮮品市場の供給体制に16日現在で大きな問題は生じていないことが分かった。都内の市場には全国や海外から品物が集まり、震災で大きな被害が生じた東北地方の出荷物は元々一部にとどまるため。市場施設の地震被害も「運営に支障ない程度」という。

 都によると、震災発生翌日の12日は交通渋滞などの影響で品薄となり、水産では通常の3割程度、青果で半分程度の入荷量だった。休市日の13日を挟んで、14日になると物流が回復し、水産で1割減、青果は東北の市場へ行くはずだった品物も入荷したため約5%増となった。水産も15日には前年並みに戻った。

 食肉も震災後初日の14日は入荷量が2~3割減ったが、15日には回復。17日はブタなどは通常の2倍近い入荷が見込まれるという。震災前から青果では冬季のため東北からの出荷物は少なく、水産でも西日本からの出荷物が多く、東北からは1割程度だった。


(毎日.jp より)








・・・ホッ。よかった。

築地危機は無事、逃れたようだ。






中には、


「生鮮食品は放射線汚染がコワいから食べない」


といった意見もあるようだが、




それより今買い占められている加工食品に含まれた添加物の


過剰摂取の方がよっぽど危険に思えるのは私だけ?











やっぱり仙台は私にとって特別な街。



ほんとに本当に、


東北地方の一刻も早い復旧を心から祈ります。



そしていつか、


気仙沼の美味しい魚を再び食べられる日が訪れますように。









【参照記事】

2010年1月31日

http://ameblo.jp/yuko-watanabe/archive1-201001.html


2011年2月18日

http://ameblo.jp/yuko-watanabe/day-20110218.html




おちまさとオフィシャルブログ「インスタントな正義感」

http://ameblo.jp/ochimasato/entry-10833604611.html






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