みなさん、おはようございます
昨夜の台風のような生暖かーい気温と暴風雨、なんだったんでしょうね
そして今日も暖かい!
最近のマイブームは、「お庭で収穫しました!」と箱で大量にいただいたみかんでジュースを作ること
無添加・無加水。
生搾りジュースの味は格別です
キャベツのコンビーフ炒めは夫が作ってくれました。
さてさて、2016年も残すところあと9日
昨日、本番納めをして参りました!
信じられないほどに充実した本番に恵まれたこの1年。
練習時間をとるか睡眠時間をとるかというようなスケジュールで「分身が欲しいっ!」と思ってしまった時もあったけれど、確実に自分の経験値として糧になったと胸を張って言えます
自分で言うのもアレですが……一皮むけました!
私に関わってくださった全てのみなさまに、心より感謝しております
今月は、主にこの3つのコンサートにエネルギーを注ぎ込みました
ヤクブ・フルシャさん。
ドミニク・ウィーラーさん。
この2人の指揮者とご一緒できた事は、私の演奏家人生にとって、とても幸運な出会いになりました
お2人ともが共通しておっしゃっていたのが
「音と音の間を歌って」
ということ。
オーケストラという集団で同じ旋律を演奏する時、まずは縦線を合わせる事に頭がいってしまいますよね。
でも、声を出して歌ってみたり、ソロで弾く時もそうかな?
不思議なもので、団体になるだけで、どうしてもそれぞれの音に焦点を合わせてしまいがちで、もっと大事な事が見えなくなってしまっていると思うんです
音と音はただの点であり、それがつながるから、線になり、フレーズになると私は思います。
ただの点じゃ、音楽ではない。
つながるから、音楽になる。
それだったら、オーケストラだってソロだって、その繋げ方にこだわり、繋ぎ方を磨くのが、私たち演奏家がするべき努力であり、それが出来てこそプロなのかな、と思うんですよね
またウィーラーさんは、
「全ての音が同じ表情で並んでしまうのではなく、もっとフレーズを作って」
と度々おっしゃっていました。
これは日本人にとっては仕方のない事なのかもしれません。
雅楽やお能などからもわかるように、日本の文化は、西洋のものと比べるとあまり抑揚がありません。
日本語の発音も、外国語に比べると抑揚がなく、穏やか。
でも、西洋音楽をやる上では、この日本文化は残念ながら障害になってしまう面も多いと感じています
どの音に向かうべきで、どの小節に向かうべきか。
それが分かったら、日本人特有のシャイな部分を捨てて、思い切って音で表現する
これで、かなり立体的な演奏が生まれると確信しています。
2017年のソロ活動にも、お2人から学んだこの事を取り入れ、さらに磨き上げて行こうと思います
リハーサルと本番でどんどん過ぎていく日々を支えてくれたのは、やはり「食」
カヤバ珈琲店のハムサンドと、大浦食堂の豚汁
↑
この組み合わせにはつっこまないでー
ちなみにパスタはトウモロコシ麺
メサイアの本番前には、ニンニクとニラがたっぷり入ったあさりそばでスタミナ補給
年内のお仕事は、生徒さんのレッスンのみ。
あとは、いつもなかなか聴きに行けない友人のコンサートを聴きに行ったり、クリスマス会やら忘年会やら年賀状書きやら……
新年は2日から演奏活動を開始します
みなさま、良いお年を
ん?まだ早いって?
ブログを更新せずに新年を迎えてしまう予感がしないでもないので、取り敢えずご挨拶しておきます(笑)