ドン・ペリニョン、クリュッグ、クリスタルがグラスで飲めるセミナーがあったので、参加してきました。

 

水平ではなかったので、飲み比べというより、グラスでシャンパーニュを気軽に楽しむって感じですかね。

ショップ横にある、試飲コーナーのカウンターにて開催されました。

 

シャンパーニュの定義、つくり方などのレクチャーを伺いつつのテイスティング。
一緒に参加した友人は、座学はほぼ経験がなかったので、とってもお話が新鮮だったみたいです。


飲んだのは、以下のシャンパーニュ。




セミナーのお値段で、お外でも家でも3本いっぺんにはそうそう飲めないですね。
NM(ネゴシアン・マニュピュラン)の中でもバブリーな(泡だけに)銘柄を飲むのは、本当に久しぶりでした。


おつまみも何もなしなので、お水は味をリセットするために、用意してほしかったです。
頼んだら出してくれましたが、ミニグラスなので、すぐに空に。試飲しながらのレクチャー中に、タイミングを見計らい、おそるおそるお水のおかわりをお願いするのは心苦しかったです。お水を持参するべきでした。


【ドン・ペリニオン 2003】

淡いイエロー。
泡は弱めでゆっくり。
ドライさはありますが、葡萄の甘さがかなり表に出ています。
はちみつ、洋ナシ、フルーティーな味わい。
ラストは吟醸香のようなぼやけた感じに。
これはきゅっと飲み干すシャンパーニュですね。

 



【クリュッグ グランド・キュヴェ(NV)】

淡いレモンイエロー。
立ち上る泡は元気で、均一に糸のように連なって下から立ち上ります。
ドライで、枯草、乾草、ナッツのような香り。
熟成している木樽の香りが出ているようでした。

時間がたつと、甘みがでてきて、ドライフルーツ、アプリコットのようなチャーミングでフルーティーな、クリュッグらしい味わいに変わりました。

余談としてお店の方が話題に出した、クリュッグ クロ ダンボネ 1995。
クリュッグ クロ ダンボネ1995、クロ・デュ・メニル 1995 と Krug 1995と3本とその他1995年単一畑のシャンパーニュを水平飲みする会に参加したことがあるので、ふと反応。
その当時よりも市場価値が上がっているようです。

ユーロ安のご時世だというのに、シャンパーニュとは、それだけ愛されているお酒ということなのでしょうね。


 


【クリスタル 2004】

最後に飲んだのが2000年のビンテージなので、2004年はお初。
シトラス系のハーブが香り、フレッシュでドライ。
ナッツやクルミのような感じもありました。
わりとすいっと飲めてしまうので、初夏から夏に向けてはイチオシではないでしょうか。


 
お食事がなかったので、ゆっくりとグラスを置いておけ、味の変容を楽しめて楽しかったです。


次回開催の際はぜひ水平または垂直飲みをぜひお願いします♪

〓ゆうき〓

ワインショップ・エノテカ 渋谷ヒカリエ ShinQs店日本酒 / 渋谷駅神泉駅表参道駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5