表参道から伊藤病院の脇を入り、さらに外苑前方面へしばし歩きます。 コンビニエンスストアの地下にあるのが、文房具カフェ。



地下へと通じる階段には、懐かしくもあるけれど、今でも現役で人気のある文房具がぎっしりと陳列されています。




売り場のうしろの円形テーブルの奥のテーブル席が、カフェスペースになっています。



オープンキッチンを取り囲むカウンター席もありました。



クリップにはさまれたメニュー。



17時までランチメニューがあります。
ブレンド珈琲 「イマジン」をいただきました。
「銀ブラ」の語源となったとも言われ、文豪も愛した老舗の銀座のカフェ、カフェーパウリスタから取り寄せた珈琲豆を使っています。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が、カフェーパウリスタに通い詰めたというエピソードにちなんで、文房具カフェが「イマジン」と名付けたというから素敵です。



豆の販売もしていました。



奥のテーブル席には、引出しがついています。
700円を払うと、合い鍵がもらえ、カフェの会員となることができます。



入会を希望する紙に書いてある一番最初の質問は、「わたし、文房具を愛してます。 YES / NO」
YESにおおきくマル!



好きな文房具のところに、ステッドラーと書いたので、メーカーさんが持ってきたというサンプル(鉛筆削り)を持ってきてくれました。
金色の合い鍵と会員証をもらいます。




いざ、引出しをあけまして。

シャープペンシル、赤・黒色鉛筆、カラーペン、など。
お店にならんでいる商品が、ランダムに数点入っているような印象です。



おお、そういえばこういう、おもしろ消しゴムありましたねぇ。



裏メニュー。 会員だけが、17時からひっそりと頼めるごはんが載っています。




銀座の月光荘のスケッチブックには、「お題」となぞなぞが書いてありました。
テーブルごとにたぶん違うはずです。
私の引き出しには、「絵の具を描いてください」とありました。


ディナータイムになると、照明も落とされ、ちょっと大人な雰囲気になります。
お酒がならぶ本棚。



ライブラリーには、面白い文房具関連の本がたくさんあって、見ているだけで楽しくなってしまいます。
カチっと鍵をあけて、ブラックボックスをあけるひそやかな楽しみ。
スケッチブックを手に取り、お題を通じて、思う存分書きごこちを楽しんで、どのアイテムが好きなのか確かめるきっかけになったり、ふと書き込んだことで何かどこかとつながるものがうまれるかもしれません。



ただ、クリップが入っていても、もらえるわけでもなく、正直どう使えばよいのかクエスチョンでした。
席でテスターを有料で試すかんじでしょうか。
文房具に囲まれてお茶をしたい人にはオススメです。



文房具カフェカフェ / 表参道駅外苑前駅明治神宮前駅


〓ゆうき〓