何だかおとなしく、一人で遊んでるなーっと油断してたら、
「ティッシュを、山のように引っ張りだされちゃった!!」
なんてこと、ありませんか?
こういった「いたずら」は、
「あれは、何だろう?
いつもママが使ってる、白くてフワフワしてるやつ。
ボクもやってみたーい!」
という「知的好奇心」から始まります。
ターゲットが定まると、ハイハイや伝い歩きなど、今持っている運動能力の全てを注いで、接近・到達。
近頃、自由自在につまんだり、離したり、引っ張ったりできるように発達した指先を,思う存分使ってみるチャンス到来!
まず、触ってみる。
ギュッと掴んでみる。
人差し指と親指でつまんでみる。
お?引っ張ったら、一つ、取れた。
口に持って行って、食べられるかどうか、柔らかさはどうか、チェックチェック。
ボソボソして、おいしくはないな。
取ったのに、また出てきた。
また引っ張ったら、また出てきた。
何だ、このシュッという感触。
スルっと抜き出した時の、気持ち良さ。
それに、もう、次から次へと、どんどん出てくるじゃないかー
あ~も~、楽しい~!
止められな~いい!!
大人にとっては、困ってしまう出来事(事件?)ですが、
赤ちゃんにとっては、スリルとエキサイティングに満ち溢れた、ファンタジックなアトラクションの一つなのかもしれません。
ティッシュの命と、赤ちゃんの大いなる冒険を守るべく作ってみたおもちゃがこちら。
名付けて、 『無限ティッシュボックス』
ティッシュの空き箱と端切れで、簡単に作ることができます。
<作り方>
① ティッシュの空き箱の側面に、2㎝×15cm位の穴をあける。
② 端切れの角をつなげる。
③ ②を、ティッシュ箱の取り出し口と①の穴に通し、輪になるようにつなげる。
空き箱には、布を貼ったりすると、丈夫になります。
端切れの代わりに、子ども用ハンカチなどを使うと、さらに簡単。
子どもの「知的好奇心」「探究心」「達成感」は、今後の長い人生において、とっても大切なものです。
大声で叱って終わり。ではもったいないことです。
せっかく芽生えた力を摘み取ることなく、ティッシュも守っていく為に、こんなおもちゃを、ちょこっと作ってみるのはいかがしょう?