こんにちは!札幌駅パセオにある、KIMONO HANA (キモノ ハナ) 店長のわしこです。
ようやく暖かくなってきましたね。
嬉しい反面、花粉症の恐怖と戦いに今からドキドキしています。
皆さんも体調管理には気を付けて下さいね。
実は先日、いつもお世話になっている野口染舗さんで、お店で販売する為の半衿作りをしてきました。
今回、この半衿作りをするのには個人的に特別な想いがあって。
入社した時から、ジーンズ着物にはとても惹かれるものがあり、
初めて購入した着物もジーンズ着物でした。
そしてお仕事をさせて頂いているうちに、野口さんのジーンズ着物に対する熱い想いに共感したんです。
気付けば毎年1枚ずつ購入するという、溺愛ぶり(笑)
自分自身も愛情をもって、心を込めてお客様へ販売してきました。
そんな中、ポールタウンへの異動が決まります。
ポールタウンでは、野口染舗さんのジーンズ着物は取り扱いをしない為、わしこが自分の手で販売出来るのはパセオに居る4/6まで。
ずっと愛情込めて大切にしてきたブランドを、最後まで大切に販売したい。
そして、最後に大好きなブランドと携わった記念に何かを形に残したい。
そんな個人的なワガママを田中社長と野口さんに聞いて貰って実現したのが、オリジナルの半衿作りでした。
そういう訳で、作る事になったわしこオリジナル半衿。
作り方は、白い半衿を染めるという作業。
これだけ聞くと、とても簡単な事のように感じますね(笑)
不安な事といえば、色合わせの心配のみでした。
『じゃあ、早速染めましょうか!』と、野口染舗の野口繁太郎さんが準備を始めてくれました。
ここからは、もう驚きの連続です。
①排水溝の近くに枠を設置して、そこにシートを敷きます。
この枠の中に調合した液体を流して作業をします。
この液体。実は、染めの出来上がり具合を左右する重要な液なんです。
液の固さ(ドロドロかシャバシャバかの違い)を調整しながら作るので、加減が非常に難しい。
当日には仕込めないので、前日から用意して下さっていました。
これで染めの準備はOK。
②染める前の半衿にアイロンをかけます。
作業員オーラが出てますが、わしこです。
この作業、このひと手間で半衿の出来が変わります。
小さな皺や折り目がついたままだと、その部分だけヨレて染まってしまったり、とにかく綺麗に染まりません。
向かい側で野口さんの厳しいチェックが入ります(笑)
③色を決めます。
好きな人はハマると思います。
そして、脱水機で水分を飛ばします。
こんな機械を見たのは初めて!!大興奮です(笑)
最後に干して終了。
染めたのは全部で10枚。
でも3枚失敗してしまったので、販売出来るのは7枚です。
出来上がりはこんな感じです。
3/17(土)から店頭に並べるので、お時間があれば是非見に来て下さいね。
田中社長、野口さん、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました!!
長々と書いてしまいましたが、今日もブログを読んで下さりありがとうございます♡
わしこのほのぼのした日常を、日々更新してます。
気になったことなどを、気が向くままに呟いてます♡
着物のコーディネイトを、備忘録代わりに不定期で更新してます。
日々、スタッフが更新中。スタッフのあれこれもわかっちゃいます(笑)
https://www.facebook.com/kimonohanapaseo
●アメブロ
イベントのお知らせやちょっとした豆知識などをテーマ別に更新中。
お店の商品やコーディネイトを毎日更新中。
https://www.instagram.com/kimonohana
スタッフの呟きがぽろぽろ。意外とお得情報もあったりします。