11/01/31 忙しいあなたの代わりに新聞読みます 月曜コラム
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11/01/31 Vol.1636 まぐまぐ、melma!、めろんぱん 合計読者数35000人
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[9] 月曜コラム「ON THE STREET CORNER」
松本由歌子:音楽フォトグラファー
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先週は、ロックイベントに集ったお年寄りファンの事を書きましたが、そのス
テージには、キッズ・ギタリストとして知られる宮澤佑門(みやざわ・ゆうと)
君が、オープニング・アクト(前座)で出演しました。
宮澤君は、2000年(平成12年)生まれで、3歳からギターを始め、8歳でプロ
デビューしました。「さんまのからくりTV」に出演したことから、音楽ファン
以外でも彼の事をご存知の方がいらっしゃると思います。
宮澤君は、スーパー・ロック・トリビュート・ショーの「Legend of Rock」の
客席に、頻繁に来ていて、いつもフロアの最前列で、食い入るように演奏を見
ているのです。この日の彼は、そんなお兄さんたちとの初競演が、とても嬉し
かったようでした。
宮澤君が使用しているギターは、大人と同じサイズなので、ヘッド部分は頭よ
りも高くなります。小さな手で、超絶速弾きからボトルネックを用いたスライ
ド奏法まで、危なげなく弾く様子は、まるで魔法を見せられているようでした。
ギターコードは、大人でも押さえるのに苦労するのに、本当に不思議です。リ
ズムも実に正確だし、チョーキングという、弦を持ち上げてエレキ独特の音色
を出すニュアンスも、ばっちりと決まっています。
しかし、そこに集まったロックファンを何よりも驚かせたのは、宮澤君の選曲
でした。サンタナの「哀愁のヨーロッパ」や、レイナード・スキナードの「フ
リー・バード」など、難易度が高いだけでなく、センスが渋いのです。それを
MCで落ち着いて説明したりするのを見ていて、「あっぱれ」という感嘆詞が
これほど似合う場面もないなと、私も感服しました。レコード会社の方も興奮
していましたね。
彼がギターに興味を持ったのは、父親の影響だそうですが、それはきっかけに
過ぎないようで、それから自発的にどんどんのめりこんでいったようです。決
して親が強制的に英才教育を施したりはしていません。そもそも、今や、知識
も、お父さんを追い抜いているかもしれないと、話してみて私は感じました。
次から次へと、興味の赴くままに、古い音源や映像を聴き、見続ける宮澤佑門
君は、最初は70年代ロックが大好きだったそうですが、なんと、好みが60年代
へと移りつつあるのだそうです。彼はメカニカルな速弾きも得意なのですが、
超絶フレーズを競うような80年代以降のヘヴィー・メタルにはあまり関心がな
いのです。
その理由を知ると、宮澤君が本当に「小さな巨人」であり、将来、大物プレイ
ヤーになるだろうと確信できるのですが、それは次回に書きたいと思います。
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2011年分の「月曜コラム」バックナンバーのインデックスはこちらです。
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-11096450496.html
補足コラム
ゆうとくん、ロック界の石川遼君って雰囲気です。
将来は世界的プレイヤーに!
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ロックミュージシャンのステージ写真ほかをお楽しみくださいね