038 渡辺英司(ケンジタキギャラリー) 蝶瞰図 蝶のトレース(鏡絵) 越後妻有トリエンナーレ
作品番号 : 38
作家名:渡辺英司 【日本】 1961年愛知県生まれ。愛知県立芸術大学卒。知多市在住
作品名:蝶のトレース(鏡絵)
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/artworks/index.php?id=447&year=2009
制作年:2009年 NO : 447
関連サイト http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/artists_j/watanabe_j.html
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009
Artist Name: Eiji Watanabe (KENJI TAKI GALLERY) 【Japan】
TITLE: The Traced Butterfly (The mirror drawing) 2009
http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/artworks/index.php?id=447
「福武ハウス 2009」の、「ケンジタキイギャラリー」渡辺英司さんの記事後半です。
前半はこちら!
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-10363549092.html
「普通は外の蝶を採集して、図鑑に収録」なのに、それを逆にして、図鑑から蝶を解き放った作品です。
渡辺英司さんの作風は、「身近な素材を使って、既存の概念や認識を問い直す」がテーマです。
この作品、なかなかこういう発想はできないですよね、斬新!
「蝶の形」と「開かれた本の形」は似ている、と、こんな風に示されて初めて気がつきました。
公式サイトの説明文には、
「~鳥瞰することで、ものに対して命名すること、分類することの不思議さを連想させる」
とあります。
これ、結構私にはショックでしたね。
なぜなら生物学を学んだ学生時代に、海で山で草原で沼で、いろんな生物を採集しては、
同定(学名と一致させる作業)して分類し標本を作ることを、何の疑いもなく大量にやってきたので、
「それが不思議」だなんて、考えたこともありませんでした。うーん・・・。
まだなんとなく、???のままですが、そういう???が残るカンジが、とっても面白い!
そしてとにかく、切り抜かれた蝶の数が半端なく多くて、圧巻でした。すごーい!
翌年には、渡辺さんの地元で、「あいちトリエンナーレ2010」が開催されます。
長者町会場 愛知芸術文化センター
(スターネットジャパンビル/愛知芸術文化センター11階展望回廊の奥
(10階レストラン手前の階段を上がった場所))
http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts/-eiji-watanabe.html
作品の場所へのアクセス
ツアー:越後交通・里山アートツアー南回り2 http://www.echigo-kotsu.co.jp/gt/ (平日偶数日・土日に運行)
シャトルタクシー:十日町駅西口発シャトルタクシー(土日のみ運行)
使用機器:OLYMPUS E300
撮影日:2009.8.14.
撮影地:旧名ヶ山小学校 福武ハウス 新潟県十日町市十日町市大字真田丙1498-1
Photo:松本由歌子
他の作品記事は、こちらのリンクからどうぞ!
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-10337812312.html
大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009/
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/
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