234 クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン 最後の教室 越後妻有トリエンナーレ
作品番号 : 234
作家名:クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン 【フランス】
1944年 フランス・パリ生まれ。+1945年 フランス生まれ。
作品名:最後の教室
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/artworks/index.php?id=329
制作年:2006・2009年 NO : 329
関連サイト http://www.christianboltanski.net/
スポンサー=福武總一郎
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009
Artist Name: Christian Boltanski+Jean Kalman 【France】
TITLE: The Last Class
http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/artworks/index.php?id=329
クリスチャン・ボルタンスキーさんは、この「大地の芸術祭」主要アーティストです。
連載(全7回)でご紹介します。
旧・東川小学校の校舎を利用して、大規模なインスタレーションが展開します。
ボルタンスキーさんの一貫したテーマのひとつは、「人間の不在」です。
ですから、廃校を舞台にするというのは、ぴったりです。
第二次世界大戦戦火のヨーロッパで1944年に、ユダヤ人として生まれたボルタンスキーさんにとって、
「死の香り」は、「三つ子の魂百まで」レベルで、強烈に沁み込んでしまったのかもしれません。
多くの作品が、遺影、ロウソク、裸電球、白い布などを使った、「死者がここにいないことを今想う」という趣です。
2009年現在、東京・御殿山の、原美術館にて、ボルタンスキー作品を見ることができます。
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
10月12日までです。私も見て参りました。子供たちの写真を祭壇のように飾った作品でした。
プリム祭と題してあって、帰宅後調べるとユダヤ教のお祭りでしたので、写真は遺影だとわかりました。
ポーランド系らしき名前から、ボルタンスキー一家を、たくさんの不慮の死者が取り巻いている運命を感じます。
ジャン・カルマンさんは、オペラの演出家です。
展示自体は2006年からで、しかも芸術祭が無かった2007年と2008年も休日に公開していたというのに、
まだまだ見学者がとても多く、「さすが大物アーティスト」と思いました。
次回より、いよいよ中の作品を見て行きましょう。
続きは、こちらです。
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-10357222246.html
作品の場所へのアクセス
ツアー:越後交通・里山アートツアー南回り2 http://www.echigo-kotsu.co.jp/gt/ (平日奇数日・土日に運行)
シャトルバス:Aコース・まつだい松之山シャトルバス(土日のみ運行)
使用機器:OLYMPUS E300
撮影日:2009.8.12.
撮影地:新潟県十日町市松之山藤倉192 旧東川小学校
Photo:松本由歌子
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大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009/
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/
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