2月のキュイジーヌ・デザミ講座にて
本日のおつまみは、鶏ささみのココナツ・パネです。
パネとはパン粉をつけた、という意味。つまりココナッツの衣を付けて揚げたもの。
ライムとトマトソースを添えるとちょっとエスニックな感じで楽しめます。
前菜はじゃがいもとシェーヴル、ローズマリーを組み合わせたキッシュです。
白ワインと合わせて、と言いたいところですが、リースリングはシュークルートのために買ってあるので、がぶがぶは飲めません。
フランス産のシュークルートを用意しました。
シュークルートは酸っぱいキャベツという意味の「素材」の名前です。酸っぱいのですが、酢漬けではなくて、キャベツを千切りにして、塩漬けにしたものです。乳酸発酵によって、すっぱくなります。
シュークルート・ガルニchoucroute garni
付け合わせはベーコンやすね肉。自家製のスモークソーセージも添えることに。いろいろな具ののった料理名が「具入りのシュークルート」つまり「シュークルート・ガルニ」です。
フランスのソーセージ屋さんみたいです。
ねじった後、燻製にしました。みんなで大騒ぎしてねじっていたら、スモーク用のチップから煙がもくもくと上がり、教室が未だかつてないレベルの煙った状態に!! 目は痛いし、のどはいがいがするし、散々でした。
しかし「シュークルートはおいしいけど、すぐ飽きる!」なんて言いながらも相当食べました。久しぶりに食べられて、本当においしくて満足でした。
デザートは流れるチョコレートケーキ
デザミ講座の趣旨はお友達を招いたカジュアルなフランス料理ですから、もてなす主人がキッチンにたったままというわけにはいきません。
そこで仕込んでおいて(前日からでも可)、オーヴンに入れるだけで確実に流れるように設定します。
じつは単純な構造ですが、ナイフを入れる前はやっぱりどきどきし、想定通りに流れると、やっぱり「わぁ!」と言ってしまいます。
ヴァニラのアイスクリームを添えて。