毎日小学生新聞についていた「私立中学入試問題 特集 関西編」

東大寺学園中学の社会を見てみました。


日能研の入試情報 によれば、東大寺学園は日能研R4偏差値で66なんですね…。

なぜ、東大寺かといえば、関西圏は3教科が多くて社会がないところもあるから。

灘中は社会がないんですね。


いや、解説なくては、算数など、いまひとつ分からないもので(^_^;)

社会だったら、見ても分かるかなぁって(大汗)


で、東大寺学園の社会。


大問1は、「世代」を説明をし、説明文中の語句に適宜アンダーラインをひいて質問という形式。


例えば、『1965年~69年ごろに生まれた人びとは、(中略) 「バブル世代」と呼ばれています。』


>このころと現在と比べると、日本の貿易のようすも大きく異なります。

>次の表は、1965年と2008年に、日本がアメリカ合衆国およびオーストラリアから輸入している主な品目について示したものです。1965年のオーストラリアにあてはまるものを表中のア~エから選んで、その記号を書きなさい。


バブル世代とオーストラリアからの輸入品目は関係ないと思う…(ちょっと強引…)


それにしても、65年の輸入品目を問われるとわ(汗)

よくあることなんでしょうか?(素人ですみません…)


Z会中学受験コースのテキスト(2009年版)にも、日本とつながりがある国の情報が載っています。

輸入や輸出品目も、もちろん、掲載されていますが、2006年とか2007年とか(2009年度のテキストだから)だけ。

さすがに、65年は載っていないです(汗)


う~ん、選択肢はあるから、そこから推理するしかないのでしょうね。

羊毛、石炭、小麦とか肉類とかがあるのが、オーストラリアでしょう。

で、今はそんなに羊毛の輸入はなくて…と、考えていけば、分からなくもない。


社会は(社会だけじゃないけど) すべてを暗記するのは無理ですもん(^_^;)

基本知識をしっかり仕入れた後は、自分の持っている知識から推理できるようにならないと。


「社会を暗記科目にしない!」というのを、合い言葉に(?) 上の子と勉強してました(笑)


そうそう、上の子の受験勉強中に見つけたルール(と言っていいのか?)

歴史の問題で、「次の文の中から、正しい文 or 誤っている文 を選びなさい」というもので。

中国の国名が入った文は、大抵、誤りです。


ここでも、

>足利義満は、元と国交を回復して貿易を始め、幕府は大きな利益を得た。


というのがありますが、これは誤り。(正しくは、明)


足利義満以外でよくあるのは、平清盛とか、豊臣秀吉とか。

中国との貿易というのは覚えていても、それが、明だか、元だか、宋だか、ごっちゃになりやすいので、そこをつくんでしょうね(^_^;)


Z会の添削問題でも、模試でも、実際の入試問題でも、大抵、中国の国名が入った文は×でしたよ。

もちろん、きちんと理解して解答するのがいいんですけどね(^_^;)