Be My Baby 1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


Kissからはじめよう」続編です
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Side N








本当に好きな人とするキスが、こんなに気持ちいいなんて、知らなかった。





大野さんの家のリビングで、ソファに身を  押  し付けられて、口  付けを受けながら、俺はぼうっと考えた。



マルに、「マルの失恋パーティ」に付き合わされた日から数日後。


「一緒にメシ食お?」って緊張した面持ちで誘ってくれた大野さんにドキドキしながら、大野さんの家まで着いてきた。

言い訳がましくテレビをつけて、局でもらった弁当なんかを並べて、メシの様相を呈していたのは最初の数分で…


どちらからともなく触  れ合うと、大野さんは俺を  抱  き寄せて、唇  を寄せてきた。


大野さん家のバカでかいテレビから、バラエティ番組の騒がしい音が流れる中、俺たちはキ  スに夢中になった。


「んんっ……っは……ん……ふ……」


テレビから聞こえる笑い声の間に、ちゅ、ちゅ、って  濡  れた音が何度も響く。



今まで…



この人とふたりきりのときとか、







なんで、




こういうふうにならずにこれたんだろ…








薄目を開けると、大野さんの閉じられたキレイなまぶたが見えた。大野さんの長い  指  先が俺の  頰  や耳に  触  れて、その度に  胸  の  奥がどきん、と揺れる。


「んっ…」


唇が少し離れた瞬間を狙って、俺は大野さんに侵  入した。


「んんっ…ぁ…」


深く絡  めて、吸  って、浅く戻って、誘  って、押  し付ける。その間も、大野さんの  指は俺の  耳をずっとなぞ  っていた。時折、その下へ行きたそうに、指が  首  筋に降りてくる。


「はぁっ……ニノ……」


大野さんは唇を離すと、眉をぎゅっと寄せて、俺の肩に顔を埋めた。


「っ…やばいよ…お前…」



それは…



こっちのセリフ、ですけど…



首  筋にかかる大野さんの吐息が熱くて、体  の  奥  の熱  が反  応する。大野さんは顔を上げて、俺の  頰をそっと、両の手で包  んだ。


「ベ  ッド……行く?」



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「ん……」


俺は、答えるかわりに大野さんの肩に腕を
回して、ぎゅっと抱  きしめた。