人が動くのに心理だとか
統計や確率なんて無意味なのかも。


よくコピーライティングの極意とかで
この文章で人の心を鷲掴み
みたいなことを書いてる人がいるけど
確かに衝動的に動いたり
煽りに乗って動く人もいる。


でも、そんな人たちは皆自分が得すること
自分が有利になれることだと思って動く。


逆に、自分に不利だとか得にならないって
思ってしまったらテコでも動かない人たち。


昨日見た映画でこんなセリフがあった。


『どんなに小さなことでも
誰かのためになるのなら人は動く』


別に良いことだとは思わないけど
世の中には目の前の踏切で倒れた人を
自分の命を投げ出して助ける人がいる。


自分の人生を二の次三の次にしながら
愛する人のためにボロボロになるまで
尽くす人もいる。


自分が罪を背負ってしまうかもしれないと
分っていながら助ける人がいる。


そんな人たちが動く理由は頭で考えてない。
『心』に突き動かされてる。


計算や
打算や
損得や
見返りや
報酬や
虚栄心や
見栄なんかで動いていない。


何度も言うけど
人のために自分の命まで投げ出すことが
決して良いことだとは思っていない。


でも、人が動く理由の中の一つ
誰かのため
って思える原動力は、とてつもなく強く
自分でさえも想像できないほどの力を
持っているように思います。