ネパール繋がりの方にニュースを教えていただきました



「曼陀羅販売で文化継承 ネパール古都の学校」

 ネパールの古都バクタプルで、チベット仏教の曼陀羅(まんだら)や宗教画の制作技法を教える「ラマ・タンカペインティング学校」の生徒らが、伝統技術の継承費用に充てようと自ら作品販売に取り組んでいる。政情不安で落ち込んだ外国人観光客に回復の兆しが見え、首都カトマンズ近郊という地の利を生かした売り上げの伸びが期待される。

 学校は1972年に設立。35歳の師匠をトップに10歳から50歳の45人が学んでいる。朝の瞑想の後、午前8時から午後9時まで描き続ける毎日だ。1枚を数週間から数カ月かけて仕上げる。絵の具の原料となる石はヒマラヤ地方から集められる。

 作品価格は作者の技量により数千-数十万ネパールルピーと幅があるが、売り上げは上向いており、この1年で月に100枚以上、平均約300万ルピー(約460万円)が売れた。(バクタプル共同)
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070501000430.html


奇しくもここは、わたしがネパールで一番はじめに通った学校なのです

バクタプルは、首都カトマンズからバスで一時間のところにある日本でいうと京都のような古都

美しいバクタプルに魅せられて、そこに一年程住んでいました

懐かしさと一緒にいろんな思い出が甦りました


ネパールは仏画をはじめわたしに本当にたくさんのものを与えてくれました

「いつか恩返しがしたい」という気持ちがまたむくむく


そのうち、ネパールの頃のお話を日記に書いてみますね


王制が崩壊したり、政情不安が懸念されるネパールですが、頑張って欲しいと心から思います



仏画教室 国井愉希子




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