スリランカに行く度にひどいアザを作ってくる平尾由希です。
車のドアに膝蹴りをお見舞いしてできたアザを見たいという方はこちらからどうぞ→
(注:かなり痛々しいので閲覧注意です)

今日は予告通りスリランカの紅茶事情②「紅茶の聖地ヌワラエリア」編。

標高1800mのヌワラエリアへは、ディーゼル車でゆっくりゆっくり丘陵地帯を登っていきます。
午前3時起きで乗り込んだ車内では地元の子どもたちがなぜか大合唱。
早起きしてすんごい眠いのに眠れない・・・(笑)
でも、終わらないジャイアンリサイタルにも慣れてうつらうつらしながら5時間もたつと
車窓からは一面の茶畑が広がっていました。



その昔、インドのアッサムから持ち込まれた紅茶は
スリランカの紅茶の父と呼ばれるスコットランド人、ジェームズ・テイラーの手によってイギリスで高値をつけ、
セイロンティーは世界に知られることになります。
リプトンの紅茶は有名ですね。

長い間茶園はイギリス人やスコットランド人が所有していましたが90年に民営化され
現在はスリランカのオリジナルブランドも増えて高い生産性を上げています。
日本でもセイロンティーは午後の紅茶でも採用されていたりと、意外と身近なんですよ。

セイロンティーは高度によって味わいや色が変わってきます。
中でもしっとりとした霧が日に何度も茶園を覆うヌワラエリアでは、
霧を浴びるたびに茶葉が風味を増していきます。
淡い水色にバラの芳香がするヌワラエリアの紅茶はハイグロウンティーと呼ばれ、まさに絶品きらきら!!

紅茶は丘陵地帯を通る道路に沿って点在するヨーロッパブランドのお土産店でも買うことができますが
私のおすすめは時々出現する露店で買う紅茶!



入荷したときにだけ店先に並べて地元の人が販売する紅茶は
キレイにパッキングされている訳ではないものの、新鮮さとボリューム、お得感は半端じゃありません。
露店はいつも出ている訳ではないので見つけたら車を止めて即買いをおすすめしますきらきら!!

次回は知られざるヌワラエリアのもう一つの顔をご紹介しますきらきら!!