3秒で正解発見!離婚100科辞典~か行-26「興信所」~ | 法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

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1980年生。国学院大学卒。行政書士・FP。金融機関では住宅ローンのトップセールス。離婚に特化し開業。年間相談件数は1,500超。離婚サポートnetの会員は1万人と日本最大。マスコミ掲載多数。読売、朝日、日経各新聞、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等。

大暑を迎え、寝苦しい夜が続きますが、体調は崩されておりませんでしょうか?


<ストーリー>
帰宅時間が深夜になる日が2週間も続いたころ、心配した妻が会社に電話してしまい、間の悪いことに電話に出た上司が毎日早く退社していると答えてしまったのです。

実は毎日、会社が終わってから、ある異性の同僚と過ごしています。行動がおかしいと疑っている妻に問い詰められたのですが、なんとか誤魔化して逃げようとしたところ、「興信所をつける」と言われました。なんとか止めさせる方法はないか悩んでいます。

対応策 『そんなことしたら、どうなるかわかっているの』


  興信への依頼をやめさせるには、事前に釘を刺してしまうことが大事です。ただし、「やったら訴える」という言い方では、かえって相手を感情的にさせてしまい、やめさせることはできません。重要なのは、「やった場合のリスク」と伝えることです。浮気の証拠をつかみたいという大義名分があったとしても、電話盗聴など、やり方によっては違法行為になり、当然ながら罰則の対象になります。そういうことを興信所に依頼して行うことが違法行為であることを、たいていの人は知りません。だから、違法行為であることを知らされると、激しく動揺します。浮気の証拠をつかむことと罰則を受けることを天秤にかけて、罰則を受けることのほうが怖くなり、興信所への依頼ができなくなってしまうのです。興信所に調べられたくなければ、そうした相手にとってのデメリットを強調すればいいのです。
 

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