たったひとつのいのち | なるようになるのだ

なるようになるのだ

動物大好き人間です。
2014年3月に子宮がん告知を受け、広汎子宮全摘手術を受けました。ただいま、経過観察中です。
手術の後遺症に悩まされてはいますが、それゆえに毎日を大切に生きていきたいなと思っています。
『なるようになっている』毎日を綴っていきます!!

こんにちは。 さくらです。

 

1月15日早朝

我が家の長男である

ひとつ@柴犬が天国へと

旅立ちました。

思い起こせば、その数日前から

よく眠るようになった

ひとつでしたが

服用している睡眠導入剤の

影響なのかな・・・と

思っていました。

 

ひとつが旅立つ前日の

1月14日には

念のため

病院を受診しましたが

特別な変化もなく

しばらくは様子をみましょう

ということになりました。

 

ひとつ用の老犬サークルも

出来上がり

さらに

ブロ友さんが教えてくださった

ソフトサークルも購入し

準備万端・・・

そう思った矢先に

ひとつは旅立ってしまいました。

 

タイトルの

たったひとつのいのち

これは

ひとつという名前に込めた

私の想いでした。

 

注意以下はひとつと出会うまでの経過を

を書かせていただきましたので長文

となってしまいました。

 

ひとつをお迎えする

1年ほど前に

(犬の飼育初心者であった私は)

わ●に●ん村というペットショップから

柴犬の仔犬(ちょこぼと命名)を

お迎えしました。

ところが

ちょこぼ@柴犬は

ジステンパーに感染(ショップで)

しており

お迎え後1か月で天国へと

旅立ちました。

ショップ指定病院の

獣医師からの心ない言葉と

ちょこぼへの消極的治療と

(ケンネルコフ症候群と言い張ったり

中枢神経症状からくる行動を

飼い主のしつけが悪いと叱責する等)

看護については

今でも納得がいきませんし

忘れられません。

 

その後、ショップから

代犬を勧められ

一度は拒否したものの

代犬の様子がおかしいという

知らせを受け・・・

ついつい私はショップに足を

運んでしまいました。

そして状況を確認すると

ここ数日、下痢が止まらず

これから指定病院へ連れて行く

とのことでした。

指定病院!?

当然のごとく、ちょこぼのことを

思い出しました・・・

そして

あり得ない!!!とも思いました。

そのため

ショップの店員さんと話し合い

友人が紹介してくれた

M動物病院に

入院させることになりました。

この瞬間、その代犬は

我が家の子(おこげと命名)

になりました。

おこげは入院後すぐに

パルボと診断されました。

 

ちょこぼの時とは違い

M動物病院の獣医師や

動物看護師さん達は

24時間体制での治療をしてくださり

一時的ではありますが

おこげの病状も、大分

回復しているかのように

思えました。

しかし

入院後、一週間で、おこげは

天国へと旅立ってしまいました。

 

実は私・・・もともと

犬は怖い(吠えるし嚙みつくし)

というイメージをもっていました。

ところが

夫は犬が大好き。。。

話し合いをしてやっと

お迎えした子犬たちが

ちょこぼとおこげでした。

にも拘らず

このような辛く悲しい経験を

したことにより

私は

二度と犬を飼いたくないと

心から思いました。

 

そのような状態の私に

ある日、友人が

 

さくらさん、いいブリーダーさんを

見つけたよ♪

と声をかけてくれました。

とはいえ

その時の私の気持ちを

一言で表すと正直・・・

迷惑以外のなにものでも

ありませんでした。

(☝Uさん、ごめんなさい。

今ではとても感謝しています。)

 

だって私は、二度と犬は飼わないと

心に決めていたのですから。

 

しかし

友人はあきらめません。

 

犬を飼うならショップからではなく

ブリーダーさんからお迎えするべきだよ。

(だから犬は飼いませんから。)

事情は全部話してあるから

一度、会いに行ってみようよ!

(会いに行く必要もないですから。)

 

こんな押し問答が

約1か月ほど続きましたが

結局・・・友人が調べてくれた

ブリーダーさんに

会いに行くことになりました。

 

そしてひとつとご対面!!

ひとつは

丸っこくてふわふわで

仏頂面(笑)の仔犬でした。

さらに

ぼんやりしてるし( *´艸`)

そんなひとつと出会った瞬間に

浮かんだ言葉が

たったひとつのいのち

でした。同時に

生後数か月で天国へと旅立った

ちょこぼやおこげの分も

この、たったひとつのいのちを

大切にしていきたいと思いました。

だから

ひとつには健康で長生きをして

ほしいと思っていました。

 

今となっては

私が、ひとつとの時間を大切に

過ごすことができたのか??

また

ひとつが幸せな時間を過ごすことが

できたのか??

 

いくら考えても答えが出ないのです。

 

 

以前、書かせていただいた

FinalGiftは・・・

もしかしたら私がひとつに

贈る(しかない)悲しいGiftでした。

ですが結局は

ひとつから私にFinalGiftが・・・

 

さくらさん、もういいよ。

ぼくは、そろそろ

この世界にさようならするよ。

 

もしかしたら

そんなことを思いながら旅立った

のかなと勝手に想像しています。

 

ひとつはいつも

仏頂面(無表情)でしたが(笑)

とても優しく真面目で

我慢強い

賢い(場の空気を読む)わんこでした。

さらに

テレビ(サッカー観戦)を観るのも

大好きでした。

 

そんなひとつが

認知症の診断をうけたときは

悲しい気持ちで一杯になりましたが

最期は苦しむことなく

眠るように亡くなったことが

(脳梗塞が原因のため)

せめてもの救いです。

 

 

最後に

認知症の影響で私のことも

失認?(興味を示さない)していた

ひとつのためにできたことは

「ひとつごはん」を作ることでした。

 

(☝単に野菜などを細かく切って

煮ただけのものですが・・・タラー

「ひとつごはん」を美味しそうに

食べてくれている

ひとつの姿をみるにつけ

なんとなく

心が通じ合っているような気が

していました。

食いつきはとてもよかったので

美味しいと感じることは

できたのかな・・・

 

 

一(ひとつ)へ・・・

 

もっともっと長生きをして

ほしかったけど

潔いあなたの生き方を尊敬します。

そして

ありがとうをどれほど言っても

足りないくらいの

感謝の気持ちで一杯です。

今は、ゆっくり休んでね。

またいつか

あなたに逢えたらいいな・・・

 

 

犬最後までお読みくださり、ありがとうございました犬