「クレヨンしんちゃん B級グルメサバイバル!!」を観てきました。
ストーリーは、
「B級グルメ」のイベントに行く途中、伝説のソースの運搬を任された、しんのすけたち“カスカベ防衛隊”。そのソースは日本のB級グルメを守る大切なソースだった。A級グルメの魔の手が忍び寄る中、しんのすけたちは庶民の幸せを守り抜くため、ソースを無事に運ぶことができるのか……。
というお話です。
毎回、クレヨンしんちゃんの映画が公開されると観ているのですが、今回は、あまり感動作じゃなかったな。確かに、親子の愛は、いつもどおり、ちゃんと描かれていたけど、グルメっていう題材が、あまり面白くなかったんじゃないかしら。
やきそばのソースを運ぶって話で、それを阻止するのが、A級グルメが好きな人たちなのね。でもさ、どんなにB級グルメががんばったって、A級グルメには叶わないと思うんだよね。値段が高ければ、やっぱり美味しいもん。確かに、安くて美味しいっていうのも解かるけど、安いものは、その値段にしては、超美味しいっていうだけで、いくらでもお金があれば、本気で美味しいものを食べるでしょ。わざわざ、安い物を食べないよね。
だから、どーも、この題材は、納得が行かなかったんです。最初は、B級と呼ばれていたかも知れないけど、極めて行けば、そりゃ、良い素材を使って、良い温度で、良い環境で作るほうが、より美味しくなるに決まってるじゃん。そうすると、B級だったものが、値段が上がってA級になる訳でしょ。
A級と呼ばれているものだって、最初からA級だったわけじゃない。最初は、キモイとか思われていたけど、食べてみたら、超美味しかったからってことで、A級グルメになったんでしょ。だって、フォアグラなんか、ガチョウの病気の肝臓だよ。最初は、捨てていたと思うよ。でも、食べてみたら、美味しかったからA級になったんでしょ。そうい成り立ちを考えると、言っていることはおかしいんだよ。
だから、今回は、のめり込めなかったんですよね。しんちゃんも、頑張っていたけど、どーも、頑張っていたのはシロだけに見えちゃって、あまりしんちゃんの活躍も多くなかったように思えるし、パワーが下がっているように思えました。
ごめんなさい、今回のしんちゃん、私、あまりお薦め出来ないし、面白かったと言えません。だって、途中で飽きちゃったし、敵が、子供相手に大人気ないし、なんか、文句しかなかったです。
もし、お時間があったら、行って観てください。映画の内容を理解出来る年齢の子供だと、途中で飽きるかも知れません。
・映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!@ぴあ映画生活