「ドラゴン・タトゥーの女」 たった2年でリメイクなので、どうしても比べてしまいます。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、「ドラゴン・タトゥーの女」の試写会に行ってきました。


ストーリーは、

月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。
というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン2

スウェーデン版の映画からまだ2年しか経っていないのに、リメイクが公開されちゃうので、どうしても比べてしまいますよね。私は、前作より、構成も映像も、洗練されていて、長い映画なんですけど、観やすかったように思いました。進み方も前よりスムーズだし、ハリウッドらしく作られていたんじゃないかなぁ。


俳優も、ダニエル・クレイグとルーニー・マーラは、とっても美しくて、スマートでしょ。前作は、ミカエルは普通のオッサンだし、リスベットは、あのノオミ・ラパスだから、キツい強い感じでしょ。今回とは、ちょっとイメージが違うんですよね。でも、原作には、前作の方が、ちょっと合っていたような気がしました。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン1

特に、リスベットなんですが、前作は、性というものを嫌い、完璧に中性的な感じのリスベットだったのですが、今回のリスベットは、ちょっと”女”が入っているんですよ。このキャラクターは、過酷な過去を背負い、女として生きる事を止めてしまい、悪に徹して悪を裁くというか、目の前の目障りな悪を排除するという気持ちを持っているので、女が出てきてしまうと、ちょっとダメなんですよねぇ。そこが残念。でも、2、3作目では、中性的=悪魔=天使となってくれるかも知れませんね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン5

ダニエル・クレイグは、とってもキレイなミカエルでした。”オレ、おじさんだから。”みたいなセリフがあるのですが、貴方はオジ様だから、イイのよぉ~って、言ってしまいそうになるんです。まぁ、観ていて気分は良いんですけど、そんな貴方だから、リスベットが女っぽくなっちゃうのよぉ~って叫びたくなりました。もっと、普通のおじさんでいいんだけどなぁ。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン6

それにしても、この話、本当に、面白いよなぁ。大財閥のヴァンゲル一族の暗い部分をどんどんミカエルとリスベットが暴いていくのですが、酷い一族なんですよ。驚きますよ、どんな一族なんじゃいっ!!子孫を残すなよって言いたくなっちゃいます。その中で、唯一、ハリエットが、普通の女性だったのに、失踪してしまい、死んだのか、どうしたのか、まったく解らないなんて可哀想でしょ。そんな彼女を取り巻く謎を、暴いていきます。面白いから、お楽しみにね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン3


この話は、前半は、ミカエルとリスベット、別々の線を動いています。そして、二人の線が、段々と交差していき、一緒に事件を追うことになります。お互いの信頼も深まり、謎に近づいていくと、危険も大きくなっていき・・・。誰がハリエットを失踪させたのか、お楽しみに。本当に面白い、サスペンスミステリーです。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ドラゴン4

私は、この映画、お薦めしたいと思います。スウェーデン版よりも、観やすいと思いますよ。但し、ハードなシーンが多いので(スウェーデン版よりは減っていると思うけど。)、子供には見せないでね。大人の善悪がはっきり判る年代からにして下さい。面白いです。楽しんでください。カメ


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