今日は、”トーキョー女子映画部”の独占試写会で、「モンスター上司」を観ました。
ストーリーは、
毎日のようにウンザリする仕事をしているニック、カート、デイルの3人は、それぞれのどうにも耐えられない上司を葬り去れば、少しはマシになると考えるようになる。彼らは怪しい雰囲気の酒好きな元詐欺師のアドバイスを受け、絶対に成功する“上司排除計画”を遂行するが、最高の計画だったはずなのに穴だらけで……。
というお話です。
ハッキリいって、主人公３人の上司は、サイテーの人間です。こんな上司がいたら、誰も付いて行かないはずなんだけどなぁ。人間として、壊れてるもん。これ、普通、上司になれないでしょ。ダメダメだよ。こんな奴を役職につけた、もっと上の上司か経営者が、一番悪いんじゃないの？
まず、ケビン・スペイシー演じる上司は、部下を道具としか考えてなくて、思いやりも何も無いの。タダ、目一杯働かせて（就業時間外も当たり前よ。）、悪態をつく。なんて奴だっ！！私なら、ケンカになってるな。それも、グーでの殴りあいに・・・。
次に、コリン・ファレル演じる、ハゲの薬中上司。父親が社長で、いきなり社長が病気で亡くなって、社長になるんですけど、酷いのよ。デブは目障りだし動きが悪いから辞めさせろとか、もー、酷いのなんのって、信じられない状態です。社長室に、オネーちゃんをハベらせて、やりたい邦題。私なら、薬をやっているところを警察に通報するけどなぁ。
最後に、ジェニファー・アニストン演じる上司。超セクハラで、驚きますよ。白衣の下に何も着けてなかったりとか、麻酔をかけて襲うとか、もー、こいつもやりたい邦題です。部下が断れないのを良いことに、スゴイんです。
この３人の上司のハジケ具合を、楽しみに観てくださいね。よく、この３人が、こんな事をやってくれたよなぁ。
サイテー上司にガマンが出来なくなった３人は、殺そうと計画を練るんですが、この３人も、結構、おバカなんですよねぇ。もう少し、頭を使って計画を練ろうよ。それじゃ、行き当たりばったりじゃんって感じに思えて、もー、笑えますよぉ。あんた達がそんなんだから、上司もサイテーなんだよって言いたくなっちゃうほどで、お腹が痛くなるほど笑えました。
この映画は、部下の目線で上司の悪いところが描かれていますが、上司の立場になると、どうなのかなって思いました。この映画では極端でしたが、使えない部下も確かに居るんですよね。だから、パワハラと言われようと、利益を上げる為に、キツい事を言うこともあるんじゃないかな。もし、上司に文句を言われるのがイヤなら、自分が上司になれるようにするしか無いでしょ。どんなに汚い手を使っても、今まで自分に無理を言ってきた上司を部下にするほど成績を上げるとか、上司を蹴落とすしかないよね。それが出来たら、貴方も立派なモンスター上司になれますよ。（笑）
そうそう、カメオ出演というか、すごい人がたくさん出てます。ファンタスティックフォーのゴムの人とか、ジェイミー・フォックスとか、ドナルド・サザーランドとか・・・。
本当に面白い映画でした。上映館が少ないのが悲しいです。こういう面白い映画は、色々なところで上映して欲しいな。それとも、自分がモンスター上司って思われているかもって思うような人がたくさんいて、上映しないようにしているのかしら。（笑） 会社に勤めた人なら、必ず、おおっと思うようなハラスメントが出てきて、笑えると思います。私は、お薦めしたいです。ぜひ、観に行ってくださいね。子供は観ちゃダメよ。
・モンスター上司＠ぴあ映画生活
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