先日、「モテキ」を観てきました。 最初に言っちゃいます。チョー面白いです。絶対観るべしだね。
ストーリーは、
金もなく恋人もいない藤本幸世(森山未來)に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた。ある日、ツイッターで知り合った男と飲みの約束をし、待ち合わせしてみると、超かわいい女性だった。マジ、タイプ!!でも、彼女には彼氏がいそうだよなぁ・・・。
というお話です。
これ、サイコーですね。面白かったです。TVドラマは、映画になるっていうのを聞いて、再放送で観たんですね。そうしたら、ドラマも面白くて、すごく期待していたんです。試写会も当たっていたんだけど、東京国際映画祭プレイベントとぶつかっていて、行けなかったのよぉ。でも、劇場に必ず行こうと思っていたから、いいんだけどね。
今回は、4人の女性にモテまくるって感じじゃないんですね。4人の女性は出てくるけど、二人は恋愛対象で、もう二人は、ちょっと違う感じ。でも、4人とも、幸世に好意は抱いているみたいでした。恋愛対象じゃないけど、かわいいなとか、応援してやりたいなって思ってそうだった。こんなにステキな女が周りに居て、どうして、そんなに焦るわけ?
幸世っていうキャラクター、いつも慌てちゃうんだけど、落ち着けば、結構、イケる奴だと思うんだよね。女を前にすると何も出来ないけど、彼女が決まって、自信が持てれば、やさしそうだし、ここぞって言うときは、ちゃんと決断が出来そうな奴だと思うの。いつも思うんだけど、男をカッコよくするには女が自信を持たせることが必要だし、女をキレイにするのは、男が自信を持たせることが必要なんですよ。だから、自信を持たせたら、超カッコよく、キレイになる相手を見つけなきゃね。ただ、表面だけキレイに見せている、内容の無い奴に引っ掛からないでね。(笑)
男性の思いを、そのまま、描いているようで、笑っちゃうんですよね。だって、そりゃ、女の子が”泊っていい?”って言って、家に来たら、ヤレると思うよね。そりゃ、そうですよ。そういう時は、積極的に攻めてください。だって、女だって、そう思っているハズだもん。家に行くってことは、ある程度覚悟してるでしょ。そうじゃなきゃ、バカ。それは、合意したと見なされても仕方ないよね。でも、一応、バカな女も居るから、超拒まれたら止めてくださいね。強○とか言われかねないもん。
ドラマでもそうだったけど、幸世くん、ここぞって時に、押せないんだよねぇ。そこで後一歩押せれば、どの女の子も落ちたのに。マジ、残念です。そして、押してもらえなかった女の子達も、残念がっていたと思うよ。本当は、押してもらって、それに従いたいんです。どんなに強く見える女でも、守って包んで欲しいというのが本音なの。そういう女の裏の気持ちを、男も解って欲しいなぁ。この映画で、少しは解ってくれるかな?(笑)
それにしても、森山くん、上手いよねぇ。舞台で鍛えているから、まったく違うタイプの役でも、成りきってやれるもん。本当に脱帽です。この間、”髑髏城の七人”の天魔王をやっていたとは思えません。(笑)あんなにカッコイイのに、こんな普通の、オーラを消した役が出来るなんて~!!すごいわぁ~!!そして、”セカチュー”で森山くんと純愛を貫いていた長澤さん。大人になりましたね。そして、本当に上手くなった。彼女も、舞台で鍛えられてきた後だからなのか、本当に上手かったです。ブリブリのシモネタは困ります状態のアイドル系じゃなく、大人の女優として、これからイケると思います。楽しみだね。
あまりにも面白い映画だったので、感想も長くなっちゃいました。この映画は、ぜひ観るべきです。特に、若い人は、超楽しめると思います。カップルで行っても、観た後に、二人で会話が弾みそう。この秋、絶対楽しめる1作なので、観てみてくださいね。超お薦めです。
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