先日、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイバー刑事！」を観てきました。
ストーリーは、
ある日、ニューヨーク市警のハイスミス（サミュエル・L・ジャクソン）とダンソン（ドウェイン・ジョンソン）のスーパー刑事コンビが職務中に殉職。テリー（マーク・ウォールバーグ）は、彼らにその他大勢呼ばわりされてバカにされていたが、本来は根っからの正義漢で、悪党と対決したくてしょうがなかった。ところが彼の相棒アレン（ウィル・フェレル）は、デスクワーク命なのだ。そんな中、アレンが処理していた建築現場仮説足場申請の不正を取り締まりに行き、大きな事件に巻き込まれる。
というお話です。
ヒーロー刑事が居て、その後ろの脇役が、今回の主役なんです。いつも役に立たないとか言われて、ジャマ者扱いされているんですよ。可哀想でしょ。そんな二人が、何故か、大きな事件にぶつかってしまったから、さあ大変ってことなんです。捜査の仕方も、拳銃の撃ち方も知らなくて、なんだか、そんなんで大丈夫？？って感じです。
アホなＢ級、刑事ドラマなのですが、無駄に凄い俳優が出ていて、笑えます。なんでこんな映画に、チョイ役で出てる訳？？って感じなんです。だって、サミュエル・Ｌ・ジャクソン、ドウェイン・ジョンソン、エヴァ・メンデス、マイケル・キートン、などが脇役で出ています。豪華ですよぉ。
ハッキリ言って、ストーリーもメチャクチャ、映像もアクションは凄いけどメチャクチャって感じだけど、面白いんですよ。これだけやっても、ま、仕方ねーよなーって思ってしまうような状態で、どんどん進んでいくんです。
大事件に遭遇するんだけど、この事件も、ツッコミどころ満載で、粗がメッチャあるんですよ。でも、この大事件の素となったデータがエンディングで流れるのですが、そのエンディングを見ると、あ、本当に、こんなバカな事件があるんだなって思いました。お金って、お金がある方に流れるんですよね。普通は、下流に流れるもんだんだけど、上流に上がっていくんですよ。そんな現実を踏まえながらも、メチャクチャなコメディにしてしまっているところが、面白いんですよぉ。
ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグがコンビの刑事なんですけど、ウィルは真面目で事務系人間、マークは熱血爆発人間で、バランス悪いんですよ。でもね、実は、ウィルの裏の顔があったりして、それも笑えるのよぉ。
なんだか、感想を書きたいんだけど、内容がほとんど無いＢ級映画なので、面白い以外に書けないんですよねぇ。細かく書いちゃうと、面白みが無くなっちゃうでしょ。
そうそう、アメリカの金融系のニュースに強いと、この映画、コメディだけじゃなくて、金融系企業のズルさとか、アメリカの貧富の差がどうやって出来ているとかが確認出来て、面白いと思いますよ。私も、それほど詳しい訳じゃないけど、この映画で取り上げられるニュースを思い出して、納得行かないと思ったことを思い出します。日本で言うと、ＪＡＬみたいな会社が潰れそうになって、税金からお金を沢山投入、それなのにボーナスとか貰っているっていう事です。普通なら、取締役、社員は、最低賃金だけ貰って働かなきゃおかしいですよね。だって、税金なんだもん。自分達が潰したんでしょ。そんな事が、コメディの中に盛り込まれていて、納得出来ねーよっていう怒りが現れています。
いやぁ、なんか、感想がまとまらないなぁ。だって、Ｂ級なんだもん。面白いけど、書きようが無いんですよ。（笑）
でも、面白い映画ですよ。頭を使わないで、楽しむのにちょうど良いので、夏の暑さに負けて、ぼーっとしている時に、ぜひ、観てください。少し、スッキリするかもしれませんよ。
Ｐ．Ｓ エンドロールが終った後にも、まだ続きますので、席を立たないで下さいね。お見逃し無く！！(*^^)v
・アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事〈デカ〉！＠ぴあ映画生活
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