「親愛なるきみへ」 一緒に居て欲しい時に居てくれない男を思い続けられるのか。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、「親愛なるきみへ」の試写会に行ってきました。

この試写会は、「トーキョー女子映画部」「GACCHI」 が共同で開いてくださったもので、女性だけ、少人数で都内で開かれました。ゆったりした雰囲気で観れて、良かったですよ。


ストーリーは、

2週間だけの休暇ではあったが、故郷に帰ってきた軍人のジョン(チャニング・テイタム)は、ある日、海に落ちたバッグを拾ったことがきっかけで、その地を訪れていた大学生サヴァナ(アマンダ・セイフライド)と知り合う。ほどなく彼らは深く愛し合うが、サヴァナは大学、ジョンは任地へ戻らなければならなかった。その後、手紙で連絡を取り合っていた彼らに、アメリカ同時多発テロが起こり……。

というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-親愛5

「きみに読む物語」のニコラス・スパークスによるベストセラー恋愛小説を映画化したものです。普通の遠距離恋愛かと思いきや、彼は、軍の特殊部隊で世界を駆け回り、彼女の方は、地元からそれほど離れず、大学で福祉関係の勉強をしています。この設定自体は、よくある話かなって思いました。

で、もちろんありがち通り、彼女は彼をずーっと待っているという話です。たった2週間だけだったのに、目一杯盛り上がってしまった二人は、お互い、思いあって、離れられないほどに愛し合います。あー、あるあるって感じですね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-親愛2

でも、今までと違うのは、この彼=ジョンには、お父さんが居て、お父さんは軽い自閉症なんです。ジョンが子供の頃に母親が居なくなって、父と息子の二人で生きてきたのですが、サヴァナの指摘で、自分の父親が自閉症という病気なのだということに気がつきます。普通に一緒に暮らしてきた父親が、ずーっと病気だったとは思っていなくて、ジョンは、結構、ショックを受けます。当たり前ですよね、だって、ずーっと自分の父親は普通なんだと思っていたのだから。


そんな親子の葛藤や確執など、色々な角度から人間の関係が描かれていて、面白いと思いました。普通のラブストーリーならば、父親に問題があることって、あまり無いですよね。父親というのは、息子にとって特別な存在であり、いつまでも自分を守ってくれる唯一の人間なんですよね。そんな強い信頼関係が深く描かれていて、ラブストーリーと同じくらい、家族の愛も感動させてくれました。私は、親子愛の方が、結構、ジーンとしちゃったかな。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-親愛4

二人が出会って、10年間の話なのですが、出会って直ぐの頃に、あの”9・11”のテロが起きるんです。軍に所属しているジョンは、彼女と一緒にいるために除隊をするつもりだったのですが、国を守る為に軍に残ることを選びます。そこから段々と二人の仲が崩れて行くんです。悲しいですよね。二人とも、一緒にいたいと願っているのに、色々な社会の影響から、どうしても居られない状況になっていくなんて。

恋愛って、やっぱりどちらかの犠牲があると思うんです。どちらかが、どちらかに合わせなければ、一緒に居ることは出来ないですよね。二人ともが自分の希望を通していたら、いつまでも一緒に居るなんて無理になります。だから、お互いに、少しずつ歩み寄るって必要ですよね。何か大切なものを、少し捨てなければならなくても、好きな人と一緒に居る為だったら、我慢出来るのではないかと思いました。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-親愛3

でも、この映画では、お互いが歩み寄ろうとしても、どうしても社会情勢などがあって、上手く行かない状況があったりして、可哀相なんですよね~。で、色々、起きるんだけど・・・。ネタバレ出来ないから、色々書けないなぁ・・・。

私は、ジョンは、超良い奴だと思ったのですが、サヴァナは、結構、したたかで”女”っていうものを持っていて、同じ女としては、あまり好感が持てませんでした。アマンダは好きなんですけどね。ジョンを演じる、チャニング・テイタム、超カッコよくなっていますよ。G・Iジョーの時は、それほど盛り上がらなかったんだけど、今回、軍の特殊部隊の兵士ということで、身体も作りこまれているし、顔もイイのよぉ~。特に、軍の制服着てると、かっちょイイ~!!

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-親愛1

私は、お薦めしたい映画です。秋に観るラブストーリーとしては、とても良いと思います。好きなタイプの映画です。「きみに読む物語」よりは、ちょっと落ちるかもしれないけど、でも、感動すると思うなぁ。カメ




「トーキョー女子映画部」    http://tst-movie.jp/index.html

「Gacchi」             http://gacchi.jp/


この「Gacchi」は、映画好きな人のSNSとして作られたサイトで、面白そうですよ。私も、まだ、登録したところで、これからマイページを充実させなくちゃ。音譜


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