先日、「東京公園」を観てきました。
ストーリーは、
大学生の光司は、東京の公園を巡り家族写真を撮っていた。今彼は、幼い頃に亡くした母の影響でカメラマンを目指している。ある日、いつものように被写体に向けてシャッターを切っていると、突然現れた男性に難癖をつけられる。ところが後日その男性から連絡が入り「公園に娘連れで出掛けるある女性を尾行し毎日写真を撮って送って欲しい」と依頼される。光司は理由がわからないまま、引き受けることとなったが…。
というお話です。
話の始まりが、ちょっと理解不能と言うか、公園で写真を撮っている人に、いきなり文句を言って、尾行のバイトを頼むって、変だよね。それも奥さんの尾行って・・・。ただのストーカーじゃん。いくら、不倫を疑っているとか言ったって、子連れで出かけている訳だし、探偵に頼みなさいよ。お金あるんだから。全く、ビックリしちゃいましたよ。この歯医者・・・。もし、こんな人が自分の夫だったら、即離婚だね。だって、気持ち悪いじゃん。木の影から、夫が覗いているって、なんなのよっ!!と、最初からエキサイトしてしまった・・・。(笑)
色々な愛の形があって、キャラクターそれぞれに、愛の悩みを抱えているんです。どんな愛かは、映画を観て、確かめて欲しいのですが、大きなのは、死によって引き裂かれた愛、ですかね。この映画の中では、何人かが、この死によって、辛い別れをしていて、それによって、愛が断ち切れてしまっているんです。どんなに望んでも、切れてしまった愛は戻らない。その辛さを引きずって生きているんです。死での別れを考える事によって、生きている人間なら、解り合えるだろう、話し合えるのだから、解り合う努力をしてみようということを教えてくれます。
ストーカーまがいの夫も、自分に自信が無いから、相手を信じられないんですよね。もっと、夫婦で気持ちをぶつけ合えば、必ず理解し合えるし、自分にも自信が出てきて、相手を信じられるんです。でも、自信が有りすぎるのも、問題ですけどね。(笑)自信有りすぎる人って、鼻につくから、嫌になっちゃいますもんね。ちょっと不安そうなところを、二人で話し合って埋めていって、信じ合うっていうのが理想だなぁ。
このキャラクターたちの恋愛は、入り組んでいて、感想を書いてしまうと、ネタバレになってしまうんですよね。困ったなぁ。そんな訳で、感想があまり書けませんが、ちょっと、どのキャラクターも、面倒臭い人間が多いです。観ていて、面倒臭い女だなぁとか思ってしまった・・・。私は、ちょっとそこら辺が、男っぽいんですかね。でも、あまりウジウジ考えて、相手に伝えられない女って、観ていて、イライラしちゃうんです~!!
ああ~、そういえば、友達が「30過ぎるとイライラする~!!」って言っていて、私も、マイブームになってます。何かあると、「30過ぎるとイライラする~!!」って言って誤魔化してしまうんですよ。(笑)面白いっす。
この映画、私は、まあまあ、勧めても良いかもなぁって感じですかね。すごく良いと言うと、ちょっとウソかもしれません。静かで、恋愛って色々あるなぁって思うけど、あまり観ているこちらに響いてこない感じでした。春馬くんがかわいいし、奈々ちゃんもかわいいから、それだけ観ていても癒されるし、いいかなって思うけど、映画として、ストーリーを追うと、ちょっとウザって感じでした。良かったら、観てみてくださいね。
・東京公園@ぴあ映画生活
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