今日は、「ねこばん ３D」を観てきました。
ストーリーは、
電車の運転士だった根本（伊武雅刀）は3か月前に定年退職し、特にすることもなくぶらぶらと過ごしていた。習い事で忙しく留守がちな妻（りりィ）のいない家で、彼は毎日庭にいろいろな猫がふらりとやって来るのをぼんやりと見つめていた。そんなある日、根本は娘に5歳の孫の世話を頼まれるが、子どもの世話などしたことのない彼には荷が重く……。
というお話です。
癒しのための環境映像のように、ネコが縦横無尽に歩き回ります。はっきり言って、映画としては唸ってしまうような出来ですが、とにかく癒されて、かわいくて、メロメロになります。ネコ好きには、マタタビのような映画です。いや、映像です。
定年したオヤジが、今まで向き合ってこなかった家庭と向き合って、自分の悪い所に気がついて、ちょっとやわらかいオヤジになるっていう話なのですが、この内容だけなら、ショートストーリーの映画で済んでしまうんですよ。でもね、３Dでネコのかわいさを存分に映像に収めて配信してくるので、ネコ好きには、”たまらんっ！”ていう映像になっています。こんなんされたら、もー、観ている方がニャンニャンしてしまいます。
どうして３Dなんじゃ～って家の主人も言っていたのですが、観ると、毛皮がマフマフ～ってしてて、触りたくなるんです。それに反して、伊武雅刀さんの頭や身体も３Dになっていて、どうしてオヤジのツルツルした頭を３Dで観なくちゃいけないんじゃ～って言いたくなりました。（笑）伊武さんの頭の３Dは、強烈でしたね。（笑）
それにしても、超癒されたな～。この映画を観ると、本当に気持ちがやわらかくなります。もちろんネコちゃんの威力もあるのですが、ストーリーが、まったくセコセコしてなくて、仕事ばっかりしてるとダメ人間になちゃうなあって気付かせてくれるんです。ちゃんと おじいちゃん＝伊武さん も、自分が仕事ばかりで向き合わなかった家族に、悪かったなぁって気がついて、ネコも家族だって認識するところが、すごくジーンとくるんですよ。なんだか、景気が悪いとか政府が悪いとか言いながら、もがいている自分がアホらしくなってくる。ダメなら早いとこ変えてしまう様に動けばいいんですよね。黙ってないで、一言いえばいいんです。何事も、自分から話したり、笑ったり、関わったりして行かない限り、変わらないんですよね。そんな気持ちを与えてくれました。
そうそう、この映画、いつ観ても、1000円＋３D料金 で観れるんですよ。だから別に、映画の日とかレディースデーに行く必要が無くて、空いている時に行くことをお奨めします。わざわざ混んでいる時に行くこと無いでしょ。空いている時に、1300円～1400円持って、フラフラ行くと、とっても癒されます。ワーナーで観ると、マイ３Dメガネを持って行くと、100円安くなりますよ。しあわせ～ですね。
ネコ好きな方は、絶対観るべきだと思います。だって、ネコの裏側がめいっぱい観れますよ。アクリルの上をネコに歩かせるのは、反則でしょ～！！肉球と腹毛が、あまりにも魅惑的～！！(^▽^;) もちろん、ネコ好きな方だけではなく、癒しを求める人にもお奨めです。とにかく癒されます。
但し、映画として観に行くと、ほとんどストーリーは無いので、怒られるかもしれないなぁ。あくまで、癒し系の環境ビデオと思って観て頂ければ、満足いただけると思います。
・ねこばん3D とび出すにゃんこ＠ぴあ映画生活
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