【映画祭】「ザ・タウン」 東京国際映画祭クロージングに相応しい大作! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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東京国際映画祭のクロージング作品「ザ・タウン」を観てきました。お金


ストーリーは、

強盗グループのリーダー的存在であるダグにとって、家族は犯罪仲間だけ。“仕事”は順調に進んでいたが、ある襲撃の際、ジェムが銀行支店長のクレアを人質にしたことをきっかけに、事態が一変する。ジェムは彼女がチャールズタウンの住人だったことを知り不安にかられるが、ジェムの凶暴さを憂慮したダグは彼に代わって状況を確認するため、クレアを見つけ出す。彼女は、彼がほんの数日前に自分を襲った一味だとは夢にも思わなかった。思いがけず、クレアとの関係が、激しい恋に発展していき、ダグは犯罪と、この町から抜け出したい気持ちを抑えきれなくなるが…。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-タウン1

年間の銀行強盗、300件以上。強盗件数、全米最大。ボストン北東部チャールズタウンは、アメリカでどこよりも多くの銀行と現金輸送車の強盗発生数を誇る、という注釈が冒頭に入ります。これほどの犯罪が多い地域なのに、何か対処が出来ないんですかね。今、ちょうど横浜がAPEC開催の関係で、山ほど警察官が歩いているので、それほど治安が悪いっていう地域が想像出来ません。映画の中でも、別に、街中が荒れているという訳ではなく、普通の街に見えるんだけど、でも、強盗とかがすごく多いみたいですね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-タウン4

そんな街で生まれ育ってしまったら、どうしようもなくワルになってしまうのかも知れません。そのワルいのが、常識になってしまうから、強盗なんて、悪い事だって思わなくなってしまうのかも。でも、主人公のダグは、人殺しだけは絶対にダメだって言うんです。やっぱりそこだけは譲れないという、彼にとっての悪だったんでしょうね。


人から物を盗むって、すごい罪だと思うんですけど、でも”ルパン三世”とかを見ていると、泥棒側から見る話なので、泥棒するのが正当のような描き方になってしまうでしょ。でも、この映画は、ちゃんと悪は悪だから、主人公は苦しむんですよ。そういうところは、とても良いと思いました。やっぱ、ダメな事はダメだよね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-タウン3

とても迫力があって、静かな暮らしの場面と、激しい強盗の場面のメリハリといい、悪と正義の分け方、正義と言いながら汚い事をするFBIなど、展開がとっても面白いです。ベン・アフレックさん、イケメンなのに、才能もあるなんて、すんごいよね。映像も良かったし、文句と言ったら、FBIは、もう少しカッコイイ人が良かったな。


とにかく、最後のスタジアムでの戦いの場面が面白いです。アクションも心理戦も、楽しめますよ。そして、彼が最後に選ぶ道は・・・。という、とても感動出来るラストでした。もー、カッコイイ・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-タウン2

ソーシャル・ネットワーク同様、2011年冬に、必見の映画です。絶対面白いです。

ぜひ、公開されたらいって観てください。そうそう、ハートロッカーの、ジェレミーさんがカッコイイですよ~。カメ


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