今日は、待ちに待った”のだめカンタービレ 最終楽章 後編”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
離れ離れに暮らすことになった、のだめと千秋。千秋には孫Ruiとの共演話が持ちかけられる。一方のだめはピアノレッスンに励むが、コンクールの許可がなかなか下りず、焦りを感じはじめる。清良の出場するコンクールを訪れたのだめは、ピアノ部門で「ラヴェル ピアノ協奏曲」に心奪われる。この曲こそ千秋と演奏する曲だとのだめは夢見るが、実は千秋がRuiと共演する演目でもあった。千秋とRuiの演奏は大成功を収め、のだめはショックを受ける。失意ののだめに、シュトレーゼマンが共演話を持ちかける。客席の千秋を前にしてのだめの「ショパン ピアノ協奏曲」が始まる……。
という展開です。

後編、楽しみにしてました。一足先にTVアニメの”のだめ”は、ファイナルを迎えて、ハッピーエンドだったので、どうなるのかなーと心配していましたが、それほど内容的には変わりなく、楽しめました。やっぱりアニメより、実写の方が感動するなぁ。音楽も素晴らしいし、目を離せませんでした。
千秋に一途なのだめが、自分の力を認識し始めて、このまま続けても良いのかどうか、すごく悩みます。とっても贅沢な悩みだと思うのですが、頑張っていくと、途中で息切れするっていうことってありますよね。なんだか、先が解らなくなっちゃって、それこそ一寸先は闇って感じ・・・。こういう時って、導いてくれる人が欲しいのだと思うけど、のだめの場合、レベルがレベルなので、大変そう。でもね、やっぱり千秋がいるから、王子様がいれば、何とかなるんですよ~。映画もしあわせ~になります。ちゃんと大丈夫です。
ラストに向かって、本当に色々な事があり、色々な音楽があり、とても楽しめます。今回は、音楽も豪華ですね。たくさんのクラシックが出てきて、その音色で穏やかになります。クラシックを聞くと、心が洗われますよね~。音楽によって明るくなったり悲しくなったり、感情が音楽に同調しちゃって、私は、放心状態になっちゃいました~。
キャストも、色々な脇役の誰もが主役級の人で、上手いよねー。小出くんのアフロが最高ですね。でも、今回、小出くんのティンバニは聞けませんでしたけど。このファイナルでは、どの役も、自分の夢に向かっていくところで終わっているので、なんだか、とてもスッキリして終わりました。今まで観てきて良かったなぁ。
千秋とのだめ、まだまだこれからだけど、でも、二人の仲には、何か確実な絆が生まれたような感じで、出来れば、この先もどんどん観ていたいと思うような作品でした。千秋さま、超カッコイイ~!!のだめちゃん、かわいい~!! ああー、この二人、このキャラクターの印象が強すぎて、他の役が出来なくなっちゃわないように、イメージをぶち壊してくださいね~。これからも期待しています。
ごめんなさい、私、この作品、好きなので、冷静に判断出来ませんが、私は、楽しくて満足してきました。音楽も満足です。音楽だけで言えば、先日観た”オーケストラ!”にひけを取らないと思います。政治的な問題など難しいところが無い分、のだめの方が、観やすいと思います。こういうクラシックを多く含んだ映画って、子供に観せたいですね。子供の頃クラシックをたくさん聞くと、音感が良くなると思うなぁ。良いものを聞くって、人間を高めるのに、とても良いと思いますよ。
とにかく、私はお奨めします。ぜひぜひ、ステキな千秋さまと、成長したのだめと、メチャなミルヒーを観てきてください。
あー、これでやっと”のだめカンタービレ”の原作マンガが読めます。実は、先日、全巻買って、封印してあるんです。この映画を観てから読もうと思って・・・。これで、解禁!!マンガ読みます~。楽しみ~。