「ラブリーボーン」 その無垢な心を壊した奴はゆるせない! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、今年最後の試写会で、”ラブリーボーン”を観ました。誘ってくれたお友達に感謝です。ラブラブ


ストーリーは、

スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは…。
というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ラブリー3

観る前から、悲しそうな話だなーって思っていましたが、確かに、涙を誘われました。年頃の娘を殺され、その喪失感でボロボロになっていく家族、そしてそれを見て、死んでしまった娘は悲くて心配で、家族の周りに留まってしまうなんて、これって、きっと、あるんだろうなーって思います。


きっと、天寿を全うして死んだ人は留まることはないけど、殺された人は、悔しさや悲しさ、そして家族の心配で、天国に逝けずに彷徨ってしまうのでしょう。その哀しさは計り知れないし、どうしてあげようもない。

殺した人間を恨み、まとわりついて殺そうとするのは当たり前だけど、家族が心配で天国に逝けないのは、かわいそうです。残された家族は、死んでしまった家族が心配しないで旅立てるように、幸せになる努力が必要なのかもしれません。辛いことですけどね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ラブリー2

殺した犯人、ゆるせない!!本当にムカつきました。こんな犯罪者、日本にもいるんだろうなぁ。必ず、殺された人が、犯人の周りに居て、隙を見て殺そうとしてますよ。


ファンタジーっぽくて、緩やかな映画なんですけど、でも、犯人との対決やらがあるので、ハラハラドキドキの場面も何度かあります。スリルも味わってくださいね。


家族の悲しみや苦しみと、死んでしまった彼女の苦しみを、とても良く表現している映画です。ファンタジーのようだけど、心に沁み込んでくる内容でした。生きていれば、必ず家族の死というものに突き当たりますよね。そんなときに、生きている自分だけじゃなくて、死んでしまった家族の気持ちも考えて、立ち直らなきゃっていう気持ちになります。でも、いつまでも覚えていてあげたいな。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ラブリー1

なんかしんみりしてしまいましたが、とても良い映画でした。お勧めしたい作品です。
なんたって、ピーター・ジャクソン監督の作品なので、感動すること確実です。ぜひ、感動を味わってきてください。カメ


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