昨日、ドイツ映画祭の感想が書けなかったので、書きますね。
まず、”クラバート 謎の黒魔術”です。監督と俳優さんがいらしていました。
映画は、ダークファンタジー系かな。ロード・オブ・ザ・リングやエラゴンなどなどを思い起こさせる感じかな。ハリウッドの超大作に似ている分、ちょっと可愛そうな気がします。どうしても、波に欠けていて、もし、この作品のみ観ているんだったら、オオッって思う魔術でも、既に見てしまったものなので、どーも・・・。辛い・・・。原作は、ドイツの地方民話を基に書かれたようで、ドイツのみならず、世界で人気の小説のようです。もう少し早く映画化出来ていれば、良かったのになぁ。
次に、”クララ・シューマンの愛”です。この映画、きっと日本公開あると思います。とっても良い映画でした。芸術映画流行だし、音楽もとても良かった。クララとシューマンとブラームスの三角関係と、その音楽性の違い、とても良く描かれています。音楽関係の方には常識なのかも知れませんが、シューマンとブラームスって、こんなに近い関係だったと言う事を、この映画で知りました。この映画の監督は、ブラームスの子孫であるヘルマ・サンダース=ブラームスさんです。なんか、歴史を感じますよね。映像も綺麗だし、皆さんにお勧め映画です。
ドイツ映画祭に初めて参加して、すごく有意義な時間を過ごさせて頂いたと思っています。ドイツの映画関係者の方達も、主催者や日本関係者の方達も、とても一生懸命やって下さっている雰囲気が伝わってきて、なんて言うのかなぁ、こう、精神的に高められたというか、自分に余裕が出来たような気持ちを味あわせていただきました。来年も、ぜひ、頑張って開催していただきたいと思います。
ちょっとこれから、”小森生活向上クラブ”の試写会に行ってきます。252のプレミア試写会は、たくさん当たってたんだけど、”小森”の方が面白そうなので、こちらに決めました。また、感想を読んでくださいね。