2016 | Be☆ambitious!!

Be☆ambitious!!

声と言葉を使って表現する芸術。
「歌」と「自分」に向き合う毎日。

こんにちは星
実は・・・今年初めての投稿です\(゜□゜)/

新年のご挨拶などを述べるタイミングは完全に逃しましたが笑
2016年も、元気にがんばっております晴れ
皆様お元気ですか?

昨年2015年はその目標を「飛躍」と掲げて、いろんな事に挑戦し、多くの機会に恵まれていました。
昨年を振り返るには変なタイミングになってしまいましたが、頭の中を整理して自分を振り返るのは大事なことだと思うので、少し書いてみます。

2015年…1月にシャルパンティエの《メデ》で大ファンのマグダレナ・コジェナーと同じ舞台に立てたことは一生の宝物(笑)です。

5月山梨のコンクールで入賞し、7月にも中世音楽アンサンブルのSollazzoでイギリスのコンクールに入賞、二つのコンクールを合わせて計5つの賞を受賞しました。

6月には中世科の修士リサイタルを行い、無事修士を卒業しました。日本で1つ(バロック)、スイスで2つ(バロックと中世)、人生で3つの修士号を取得することになりました。

このリサイタル中にはヴィヴァルディの《勝利のユディタ》のヴァガウス役をテアターバーゼルで歌っており、リサイタル直後にハイドンの天地創造でソプラノソロを歌わせていただくプロジェクトがあって、10日間のうちに中世、バロック、古典の異なるジャンルで大きな本番がありました。
まさに自分が勉強している広いジャンルが一挙集中し、うまく切り替えができるかどうか自分にプレッシャーがかかった時期でした。
リサイタルを聴きに来てくれていた両親にも全部見てもらえて、とても嬉しかったです。

8月、11月には日本に帰り、滝井レオナルド氏とのデュオVox Poeticaの公演を計4回行い、その他入賞者リサイタルやEx-Novoさんの公演に出演させていただいたりしました。

Sollazzoアンサンブルのコンサート、フェスティバルやラジオ出演などが増えてきて、年末にはEEEMERGING2年目に進むことが決定しました。中世音楽を本格的に演奏する傍ら、プライベートの歌とコレペティの先生について、オペラの勉強も定期的にするようになりました。

年末にはメサイアのソロをマルコン指揮で歌わせていただきました。



本当に多くの機会があって書ききれないのですが、大きなことはこんな感じでしょうか。。
2015年の「飛躍」という目標においては、けっこうがんばれたんじゃないかな、と思います。
(満足して足を止めてはいけないと自戒しつつも・・・。)


そうして始まった2016年。
2015年は手を広げて、うわーーーっと勢いで駆け抜けた感じがしましたが、広がりすぎて、一点ずつの深みがおろそかにならないようにしたいと強く思いました。
なので今年の目標は「深く、学ぶ」にしました。

いろんなドアを開けてきて、学生というポジションが少しずつ終わってきて、ここからが本当に「歌手」「芸術家」としてのやっと初めの一歩なんだと痛感しています。
学べば学ぶほど、自分がいかに学び足りていないのか、思い知るのですね・・。

この目標をかかげてすでに3ヶ月。
スケジュールにおわれてうまく自分が思うように時間をとって準備できず、悔しい思いをしたプロジェクトもありますが、それはまた次への原動力にもなっています。

自分がどうみえるかとか、これくらいなら大丈夫とか、そういうことを抜きにして、「自分がどうしたいのか、なにを思い描いているのか」。それだけを信念として、音楽と言葉に真摯に向き合っていく年にしたいです。


うん。やっぱりこうして言葉にして書いてみると、やる気がみなぎってきます。爆弾
いつも読んでくださっている方、お付き合いくださって本当にありがとうございます。

長くなってしまったので、ひとまずこのへんで!
受難節ももうすぐ終わり、イースター(復活祭)が目の前にせまってきました。

今夜はメサイア合唱のお仕事です。
がんばるぞ~~