昨日の記事の補足になりますちゃんと分割して意味を見てみました。
AN-UN-NA-KI
アンの民と石の国
やっぱり
石
なんだね～
石尊大権現
IN-UN-NA-KI
これまでの英語表記では、
ＩＮＡＮＮＡイナンナとしてましたが
これが目くらましだったと思います。
そもそも、シュメール語の楔文字では
ＵとＡの違いはないですから
Ｕにしたところで、まったく問題ないです。
そもそも、
最初に調べた学者の発表したものは
旧約聖書にあてはめようとしていて
後年、他の学者から大ブーイングを受けたそうです。
公正性に欠けると。
神の名前は、一つの楔文字表記になっています。
神であることを表すのは
です。
この後ろに名前を表すものがきます。
こんなかんじです。
一番上の
adad が、大神アンのこと。
神様アイコンの後ろは
粘土や風、方位などの意味。
次の ba-ba ですが
該当する神がよくわからない。
楔文字の意味としては、
神/与える/草 になる。
dumu-zi は、
神/子/生物、近づく
シュメール神話の中では
ドゥムジといって、イナンナの夫なのだけど
イナンナは他にもたくさん夫がいるので
その中の一人。
ドゥムジは、姉と共に、季節ごとに交代して
それぞれの季節の農耕をしてます。
もしかしたら、
日本神話でいう、大国主みたいな存在かな・・・
って、私の言う大国主は人間で
女神が各自治体で王として選んだ国主たちの長。
国主たちは、皆、女神と婚姻の儀を結びます。
シュメールの歴代の王たちは皆
イナンナと婚姻の儀を結び、
王たるパワーを授かります。
（ギルガメッシュは、婚姻の儀を断ったので
神に近い長寿にならず、普通の人間の寿命だった）
en-ki は、
神/主、穀物/土地、国
en-lil は、
神/主、穀物/嵐
inanna は、
神/顔という意味。
神様アイコンを取ると、顔という意味・・・
私は、十一面観音と同一だと言ってますよね？
あらゆる顔を持つ
という意味なのではないかな？
イナンナも、様々な顔を持つ女神だし。
もう一つ気になるのが
アンとイナンナの
後期の神名が
iskurと istar
イシュカ（ク）ルとイシュタル
であること。
もしや、これって・・・
不動明王と清瀧権現
の組み合わせじゃね？
常に一緒ってこと。
ってか
こういうことなのかも・・・
両面宿儺像