映画 『Ｖ・フォー・ヴェンデッタ』
原作は英国のコミック。
でもコミックとはいえ、内容は凄い。
妙な仮面をつけたクラシカルな服装の男・Ｖ
彼が語る実在の人物、ガイ・フォークスとはいったい何者か？
ガイ・フォークスとは、
かつて英国でカトリックが迫害されていた17世紀初頭、
1605年11月5日に発覚した、The Gunpowder Plot
（ザ・ガンパウダー・プロット。火薬陰謀事件）の実行犯。
ガイは実行直前で逮捕され、激しい拷問のあと、
『四つ裂き』という超！残虐な方法で処刑された男である。
英国では誰もがその名を知る存在で、
毎年11月5日には「ガイ・フォークス・ナイト」といって、
花火をあげたりする行事になっている。
なぜ、Ｖは、彼のことを引き合いに出すのか・・・
ガイ・フォークスは、誠実で勇敢な男だった。
正義だと信じて、実行犯になった。
Ｖも、政府の言う『正義』のために犠牲になった男。
そして今、国民も
政府が言う『正義』『国益』のために
犠牲になっている。
だからこそ立ちあがった・・・Ｖ
さて、日本も
ワケわからんカタチで衆議院解散へ・・・
（情けないやりとりだわ・・・いい歳したオッサンが）
「どちらの政党を国民が選ぶか」
わかってないねぇ
どっちも選びたくなんかないんだよ
誰がやっても
結局、変わらない。
そう思わせるのも、政治の黒幕の思うツボ。
だからこそ投票へ行こう。
どこ（誰）に入れたらいいかわからなくても
「この政党
この候補者だけは
嫌だ!!」って思うところ
以外に投票すればいいんだよ
それもれっきとした
意思表示です！！！
下の日本語訳付きの映画トレイラーの中にも出てきますが
人民が政府を
恐れるのではない
政府が人民を恐れるのだ
政治とは、これが基本でなきゃ！
でなきゃ、誰のための政治？
国民を向いてない政治って、誰のため？
ね？
映画の中の国民は、今の日本人そっくり。
政府の嘘に気づいてるけど、
お上に逆らってもしょうがないとあきらめてる。
でも、Ｖが
彼らを、真の人生へ連れ戻す。
主人公のイーヴィー（ナタリー・ポートマン）を
信念あってこその真の人生だと
気づかせる・・・
