前日 ・・・十一面観音菩薩に呼ばれたので
秩父霊場札所三十四ヶ所はまわれないけど
十一面観音菩薩のお寺だけ、まわることにした。
法長寺
この木、松の木が接ぎ木してあるよ
次のお寺へ行こうとしたら、
曲がる道を一本まちがえて、そこにあった
御嶽神社 （詳細はわからないけど、なんか、イイ）
神社の前には、沢の井
永禄４年（1561）、根古屋城に住んでいた
鉢形城主北条氏邦の家臣朝見伊賀守慶延が、
豊富な湧水と水質のよさに目をつけて、
地元の産業として絹布の生産を奨励し、
その染色に用いた井戸であるといわれています。だって。
西善寺
素晴らしいもみじの木！！！
紅葉したら見事だろうなぁ～～～！！！
少林寺
『秩父事件』 で殉職した警官二名のお墓がありました。
明治時代の事件で、国のデフレ政策と増税に苦しんだ一般市民
４０００人が武装蜂起して市内を占拠。
警察のみならず、憲兵隊まで出動して死者も出したという事件。
なんだか、 知らされた 感が・・・
定林寺
お堂の裏側に行くと、紐が・・・
「聖観世音菩薩様とつながっていますので、この紐を触りながら
南無観世音菩薩 と３回唱えてください」・・・なるほど～
ハッ！と見つけた、葵の御紋・・・
でも、由来はわからず・・・
これで、札所の十一面観音様は終わりなのだけど
秩父ミューズパークへ行く大きな橋があって
それを渡ってみたい♪ と、
行ったらあった
音楽寺
音楽寺というだけあって、演歌歌手とかのヒット祈願がいっぱい。
ここには、先ほどの『秩父事件』の、市民側のお墓があった。
高台だから、見晴らしが良いね☆
駐車場へ戻ると
私を待っていた・・・
特大カマキリ～！！
このまま連れていくわけにもいかないよなぁ～と思って
ワイパーを立てて、小枝で、お尻側からオナカを突っつく。
すると、「なにすんだよ？」ってカンジで
自分のオナカ越しに私を見た顔が面白くて笑ってしまった
なんとか、ツンツン攻撃して、離れてくれました。
やっと、長瀞へ向けて出発！
おっとっと！
見つけてしまった・・・
聖神社
708年、ここで日本で初めて和銅が発見され、
初めての和銅貨幣が造られたそうだ。
銭神 とのこと・・・なので
「日本のお金は、日本のもの」 と祈ってきました。
ガイコクのヤツラに、いいように使われないように。
めっちゃ姿勢良い（笑）
やっと着いたよ！！
宝登山神社
ちょうど、ご祈願を受ける方がいたんだけど
神社らしくない、太鼓をドンドン打ち鳴らしての祈願。
日本武尊（ヤマトタケルノミコト）の前で
平将門さまの（上記の）真言を唱えようとしたら
大きなトンボが来ました。
こちらは、日本武尊が禊をしたという泉
この立派なお稲荷さま・・・
失くしたものが見つかる・・・とのことで
「失われた日本の心を見つけてください」と祈りました。
涙がこみあげました。
神社と一緒にある玉泉寺
弘法大師さまの生涯を描いた見事な欄間がありました。
（写真撮るの忘れたけど、ここは撮ってきた）
大日如来様
お祈りを終えると、「ぜひ参拝の記名を」と、お寺の方に言われました。
記名帳じゃなくて、ふつうのメモ用紙だったけど（笑）
そしてロープウェイに乗って山頂へ・・・
・・・ばんび・・・
奥宮
あら？また天射（太陽の光の筋。よく写るから造語しました）が・・・
と思って、そちらを撮ると
真澄の曼陀羅
奥宮でも、平将門さまのために、ご真言を１０８回、唱えました。
唱えてる最中に、涙がこぼれました。
お土産屋さんがあって
そこのおばあさんがずっと見ていたらしく
「信心家なんだねぇ～～～」って（笑）
「でも、宗教にはどこも入ってないですよ」って言ったら
やっぱり不思議そうな顔をしていた（笑）
ところてん 食べました
下山して、駐車場へ向かっていたとこで出会った猫ちゃん
甘えてきて、めっちゃ可愛かった
さ～て、息子を迎えに行こう！と帰路につくと
また道をまちがえたとこに・・・
語歌堂
ご本尊は、准胝（じゅんてい）観音菩薩
初めて聞いたお名前
准胝の修法をなす者は、
清穢及び出家・在家を問わずに飲酒肉食し、
かつ妻子あるも仏道修行を達成するという。
また、心の働きを清浄にするほとけであり、
「仏の母」という名から、安産、子授けの功徳もあるとされている。
見ざる言わざる聞かざるの三猿が一緒の
不動明王だー
というわけで
秩父巡礼の旅は、本当にこれにて終了。
でも、帰り道にも
寄りたい神社仏閣がいっぱいあったなぁ～～～（笑）
息子を祖父母宅へ迎えに行って
（ちょうど、家との中間あたりにある）
全走行距離は
二日間で約３００ｋｍだわ
さすがに、運転（座り）疲れた