イジメ体質の集団 体験記 | 心に光を呼びます Padme★yuki

心に光を呼びます Padme★yuki

誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。




私は、子供が幼稚園の年中さんの時に
今の市に引っ越してきました。

その頃すでに、子供が軽度自閉症であることは
わかっていました。

それまで、住んでいた市では
しょうがい児だけの保育施設に行っていて
シュンスケくんなら、普通の幼稚園でも大丈夫
年長から移ってみようか?
なんて話していた矢先の引っ越しだったので
普通の幼稚園に転入しました。

言語力が乏しくて、会話がうまくできないので
しょうがいがあるのはすぐバレるから
隠さずにカミングアウトしようと決めていました。
以前の市の、しょうがい児ママ友も
カミングアウトした方が、協力してもらえる
ってアドバイスをしてくれたので。

ところが・・・
カミングアウトしたとたん
避けられるようになりました。

それまでも、そんな経験はしてたので
馴れたことだけど
そこでハッキリしたのが

元ヤンキーっぽいママは
しょうがいなんて気にせず
いつも明るく接してくれました。

PTA会長やら役員をやってる
ちょっと優等生的なママほど
私たち親子を避けました。




ある日、
役員ママの息子が、
シュンスケをボコボコにしてたそうで
先生にその息子が怒られました。

(でも、誰もそのことを私に報告しない)

持ち前の直観力で察していたけど
(ママさんたちの会話が聞こえてくる)
その件の後日
放課後、園庭で遊んでいた時に
またその息子がシュンスケにちょっかい出してきた。
そのママが

「やめなよ」って注意したら
息子は

「だって、こいつ、キモイんだもん!」

と言い、
ママは

「だったら遊ばなきゃいいじゃん!」

え?・・・

その教育、

ちょっとおかしくない?

しかも、私の目の前でそう言った。



その後、

今度はPTA会長の息子・・・
(上記の息子と仲良し)
みんなと遊びたいシュンスケは
楽しそうなところへ寄っていく。
ほんとすいません。

そしたら

その子は
「シュンスケはゴミ見てて」
と、ゴミ箱を見張ってろと命令した。
それが遊びだと思ったシュンスケは、
ずっとゴミ箱を見つめている。
先生が気づいて

「何してるの?」と聞いて
シュンスケが

「〇〇くんがゴミ見ててって言った」

と、話しちゃうんだな。

遊びだと思ってるから。

もちろん、
先生がPTAの息子を叱ったでしょう。

これもまた、誰も私に報告しない。

 

家で、
シュンスケが、

意味もわからず私に
「ゴミ見てて」と言った。

なんだそれ?

と思ってたら

園庭での
他のママたちのお喋りを

耳をダンボにして聞きとって
そういうことか
と判断できた。

私からも、何も言わないけど。


PTA会長や役員さんは

権力あるわけですよ。
地域の中でも土着な名家みたいだし。
だから、

私たち親子と仲良くしよう

なんて人はいなくなった。


子供たちも

嫌い・気持ちわるい・そばにくるな

が徹底された。


まだ、シュンスケが

言葉の意味をよくわからないから
救われたけど・・・

 

 

PTA会長・役員さんが
ご指導のもとに
いろんなイベントごとも
私にはイベントじたいを

みんなで秘密にして
本当の『村八分』状態。

そんなの

園庭での

他のママたちのおしゃべりで

チラホラ耳に入ってきちゃう(笑)

 

 

誰もやりたがらない係を

ご指名されたので受けたけど

卒園の頃に

PTA会長はじめ

他の係・役員も集まって

報告会があったけど

事前に用意するべきものを知らされず

当日の会合直前に

「発表があるのでよろしくね」

と、会長に言われた。

は?

と、周りを見ると

みんな、資料やらなんやら準備万端。

 

おいおい

イジワルだねぇ~~~

 

申し訳ないが

ライブ活動なんかもしてたので

人前で話すのはへっちゃら。

難なくやりこなしましたがね。




卒園式の後の謝恩会も

私は誰からも

声をかけられなかった。

あることすら

教えてもらえず

みんな

卒園式では

そそくさと

私から逃げていた。

「謝恩会はないの?」

なんて聞かれたら困るだろうから(笑)


すごい徹底ぶり!!
 

 

どうやら

この市では

しょうがい児支援として

健常のこどもと

一緒に育てる

ということが

まだぜんぜんだったみたいです。

 

引っ越す前の市では

とてもすすんでいて

しょうがい者も

みんな一緒に

という方針のところだったので。

 

だから

「なんで障害児が入って来たの?」

「一緒にしないでほしい」

と思うママがいたようです。

 

園側は

しょうがい児支援を

推進していかなきゃならない

と、わかっていても

まだまだ浸透しないでいた所に

私が引っ越してきた。

 

うちらが

突破口になったのなら

お役に立てたということで

良いのだけどね。

 

 

 



もちろん、こんな人達の中で

小学校も過ごすのは
ごめんだわ
と思って、

小学校は学区外を選ばせてもらいました。
(幼稚園と小・中学校が学区制になっている)

 

このあと6年間も

こんな思いをするのは

まっぴらごめん!(笑)

 

選んだ学校は

考え方がすすんでいて

本当に気がラクです!

変えて、大正解!!!

(実は、教育委員会の人も

 「お母さん、そこ選んで正解です」

 と、おっしゃった(笑))




 

子供のイジメは
大人から学びます。
親がしてること

話してることを

子供はそのまま

体得します。


大人が親同士で話してることを
子供もそのまま鵜呑みにします。

 

教育が必要なのは
親の方だと思います。
もちろん、例外もありますが。

集団になると麻痺してしまう感覚

本当に怖いです。

集団でのイジメは

いじめてるという感覚がない。

そして
自分に

イジメの矛先が来ないための無関心

大人の世界も
子供の世界も
同じ・・・




先日

シュンスケが

祖父母宅へ泊りに行ってた時
近所の男の子がシュンスケを
自分の家に連れてっちゃったんだそうです。

うちで遊ぼう!って言って。
7時くらいになっても帰って来ないから
祖母が迎えに行ったら
その家の親が、
「こんな時間になっても帰らないなんて非常識!」
って祖母に怒ったそうです。

そんなこと

あるかな

と感じて
私がシュンスケに

その話を聞きました。

シュンスケは
思いだしたくないから

耳をふさいだけど、
やさしく聞き出しました。

DSを取られて

ずっと使われて
帰りたくても

帰らせてくれなかった

と話してくれました。

 

だと思ったよ。

これも学び
シュンスケは、

遊んでくれると思ったら

大違いだった
って、学んだことでしょう。





人のことをどうのこうの言う前に
まず、自分

人がやってるからって
それが本当は悪いことだと思うなら
自分はやらない

ブレない心
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