★覚醒剤密売 日本人2人に死刑判決 | あげはの夢 日記 

★覚醒剤密売 日本人2人に死刑判決

NHK

12月17日 12時56分

日本人の男2人が中国南部、広東省で覚醒剤の密売に関わったとして、現地の裁判所は、2人にそれぞれ死刑と、執行猶予のついた死刑の判決を言い渡しました。

現地の裁判所や日本総領事館などによりますと、いずれも日本人の宮崎敦司被告と岩崎透被告は、去年9月と11月の2回にわたって、広東省東莞の市内で合わせておよそ8キロの覚醒剤の密売に関わった罪に問われていました。

地方裁判所に当たる東莞市の中級人民法院では16日、2人に対する判決公判が開かれ、宮崎被告には死刑が、岩崎被告には、宮崎被告から指示を受けて覚醒剤の取り引きを行ったとして、執行猶予のついた死刑の判決がそれぞれ言い渡されました。

判決に対して、宮崎被告は控訴する方針を示しているほか、岩崎被告も控訴を検討しているということです。

中国政府は、薬物の犯罪については、外国人に対しても厳しく対処する方針を示しており、去年4月には、覚醒剤を日本に密輸しようとした罪などで日本人の男4人の死刑が執行されたほか、その後も薬物の密売に関わったとして、日本人が警察に身柄を拘束される事件が相次いでいます。