
もうレース前の時点でお腹いっぱいな感じですが,レースについても書かせていただきます

こたさんが残していった
「前に並びや

の言葉を胸に,ゼッケン番号500番から800番までのエリアで最前列を確保できてから,スタートまでの10分間は色々なことが頭をよぎりました

中でも,「去年みたいに失速したらどうしよう


この不安を克服するには,とにかくペースを守って落ち着いて走ることと言い聞かせながら待っていると,レース前日にiPodに入れておいたケツメイシの夏の思い出が流れてきて,テンションが上がってきました

ケツメイシは自分の大学時代の青春の思い出です

直前で入れておいて正解でした

そしてヨーイドン

最初混雑はあったものの,去年のように慌てることはなく,前に隙間があったらそこに入る感じで走ってると,最初の1キロは4分43秒で通過しました

ちなみに前々回のABC万博ハーフマラソンの最初の1キロは5分22秒(トイレ休憩含む),前回のなにわ淀川ハーフマラソンの最初の1キロが4分59秒だったので,いい入りができました

後半の失速を恐れて,ペースを保つことを意識しますが,やはりレースなのでスピードが出ちゃうんですよね

設定ではキロ4分40秒のはずですが,それよりも速く走ってました

しかし,最後の1キロ以外,4分40秒を切れてたので,結果的にそれでよかったと思います

設定を4分30秒に変更し,それを維持するように走ることにしました

しかし,この自分に課した設定が仇となります

このコース,アップダウンの連続です

1周約10キロの中に7回くらいアップダウンがあったんじゃないですかね?
アップダウンの多いところで,特に前半ペースを維持するのは本当に大変でした

気を抜いたら上りでは遅くなりますし,下りでは速くなっちゃうのでね

そんなアップダウンの1つ目のところ(3キロくらいのところ)で,走り方がボロボロで今にもバテそうな外国人に抜かれました

takimaruさんが喜びそうな外国人ですよ(白人でしたが…)

その外国人がとにかく面白くて

ヨット乗ってる人とかカヌーとか漕いでる人を見るととりあえず吠えるんですよ

仮装してるランナーがいるととりあえず「ルイージ」とか「スヌーピー」とか吠えるんですよ

極めつけは超無駄なんですけど,コース脇の防波堤(幅50センチくらいのところ)の上を走るんですよ

なんでその外国人のことを良く知ってるかって?
それは3キロ地点で僕がバテると思った外国人が19キロまでずっと並走してたからです

4分30秒でとにかく刻んでいたので,ペーサーに使われたのかもしれません

19キロ以降は僕のペースが落ちて外国人が抜いてって負けましたけどね

でもこの外国人がゴールで僕を待っててくれたので言ってやりましたよ
Good Job

って

負けたくせに上から目線なことをお許しください

外国人と一緒に走ってた3キロから19キロまでの間,ペースは本当にキロ4分30秒を維持していました

10キロの通過が44分45秒

10キロ地点でこたさんとなるぽんさんから応援していただき,元気を注入できました

まあ20キロまでお二人に会うこともないと油断していると,なんと対岸からも大きな声で応援していただけました

これが11キロ地点だったでしょうか

あそこでまた元気をいただきました

11キロを過ぎてペースを上げようと実は思ったのですが,11キロまではむしろペースを落とすのに必死だったのですが,ペースを上げられませんでした

やっぱり10キロの中に7か所もあるアップダウンで足の疲労は徐々に蓄積されていたのだと思います

2周目の2個目のアップダウンを終えたあたりでもう1キロ4分30秒キツイなぁと思ってたら,三度14キロ地点でこたさんとなるぽんさんが登場して応援してくださいました

おかげさまで何とか19キロまでは4分30秒をキープできました

それにしてもお二人の瞬間移動,びっくりしました

19キロ地点で結構いっぱいいっぱいになってしまい,もう1時間35分は無理だな,キロ4分30秒キツイなぁと思っていたら,想定外5
20キロの看板が自分のガーミンでは19.8キロの位置にある

以前,コース紹介のブログで書かせていただきましたが,芦屋国際ファンランの距離表示は5キロごとなので,その間の位置は自分の時計に頼るしかないんです

こんな運営側のミスを喜んでよいのかわからないですが,距離が少し短ければ1時間35分切れるかもと思い元気が湧いてきました

またここで,いいタイミングでケツメイシの夏の思い出がiPodから流れてきたんですよ

その2つの相乗効果で最後の1キロを4分28秒のペースに戻せて(最後の1キロが21キロ行かないで終わってる),ゴールはネットで
1時間34分20秒(20.96キロ)
でゴールできました

今回のレース,アップダウンばかりのコースにしてはまあまあの記録ですし,何よりもアメブロで知り合った方々にお会いできて,本当に楽しい,思い出に残るレースとなりました

また来年,芦屋国際ファンランに多くのランナーさんと一緒に参加したいと思っています

応募が開始になったら連絡しますので,皆さん応募してくださいね
