【短歌】壁に残された詩 | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

わが夢のなかに大陸ひとつあり乾けるままに砂埃舞ふ

廃屋に焚き火の燃ゆる夢のなか悴む指をあたためてをり

火影からあらはるるひと誰もみな名乗る名などは持たざると言ふ

この町はもう終はりだと誰か言ふ焼けたる石に注げるウォッカ

青年が壁に残しし恋の詩を口遊むべし 旅人たちよ



以前夢に見たものを短歌にしてみました。
どこかの遠い国…かな。
青年が廃屋の壁に残していった恋の詩は思い出せませんでしたが、その青年の歌声をいつか現実世界で聴く日がくるかもしれません。

さて。
短歌グルっぽ~やまとうた~で、今年最後の歌会を開催します。
今回は私が担当者を務めさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
お題発表は16日の予定。
初参加者も大歓迎です(*^^*)