公安調査庁が、日本共産党や過激派を取り締まり、社民党や民主党を取り締まらない真相とは。 | 農林水産省出身のお気楽な作家、林雄介のブログ!

農林水産省出身のお気楽な作家、林雄介のブログ!

お気楽系作家・政治経済評論家の林雄介のアメブロ探求記。(日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本児童文学者協会会員、元農林水産省キャリア官僚。のんびり、まったり。林雄介with you。)

いつもありがとうございます。林雄介です。

共産党の機関誌である赤旗の反原発デモ記事で、中核派(共産党と敵対関係にある過激派)のメンバーを紹介して、「左翼の大連合」が結成(たぶん、皮肉)と言われています。

さて、民主党を公安調査庁の指定団体(オームと同じ)というアメリカンジョークがありますが無理です。日本共産党、革マル派(早稲田に本拠地の過激派)、中核派(過激派)が、公安調査庁の調査対象になっているのは、武力革命要綱があるからです。武力革命要綱とは、武力で共産革命を成功させ、日本を共産国化するという政治団体の主張です。公安調査庁の調査対象は、武力革命をやる予定の団体だけです。で、社民党、社会党、労働党は選挙で社会主義を実現しようとしています。選挙で社会主義というか格差是正をするのが社会党、社民党、労働党です。そして、武力革命で政権交代をするのが朝鮮労働党(北朝鮮)、中国共産党(毛沢東の革命)、ソ連の共産党(レーニンやスターリン)、あと日本共産党です。この武力革命が調査対象になっているだけです。ちなみに、現在、日本共産党は、武力革命要綱を改正していますから、扱い的には社民党や民主党と同じなので、公安調査庁が本当は調査すると問題になります。思想、表現、政治結社の自由が憲法で保障されていますから、武力革命を放棄している団体を公安調査庁が調査対象にすることは、厳密には法令違反になります。民主党は、武力革命を企てていませんから、公安調査庁の調査対象にはできません。
公安調査庁は、左翼の取り締まりではなく、武力革命をするかしないか?を基準にしているのです。
昔だと、あさま山荘事件の連合赤軍が、対象になります。武装蜂起をしたから。
林雄介with,you。

林雄介の公式HP「EGG」、林雄介への取材、林雄介への研修依頼はこちらから。

日本図書館協会選定図書、全国学校図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)他多数。