サボテンサトシという男。 | 3cmの虫にも5%の魂

サボテンサトシという男。

本日は、事務所のネタ見せ勉強会でした。
ネタを見てもらって、ダメ出しをいただく。
ありがたい。
思いついたばかりのネタの相談に乗ってもらう。

他のみんなのネタをみたり、そのダメ出しを聞いたりして、モチベーション上がるーーー!!

さて。わが事務所に、サボテンサトシと言う男がいます。
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見ての通り、しゃくれギター芸人です。
ギターもうまいし、歌もうまい。
アンパンマンに、よく似ているキャラがいました。

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性格はちょっと違うのですが、しゃくれているところとギターをいつも抱えているところ、それから調子に乗りやすくちょっとめんどくさいところが似ています。

サボテンサトシの趣味は、読書と映画。

私もそのあたり、嫌いじゃないので、よくサボテンと最近読んだ本の話や映画の話になります。

「湯川さん、アレ読みました?」
「うーん、読んだけど、イマイチはまらなかったなー」
「まじっすか?俺、チョー泣きました!!!」
「いや、私、泣けるとか、好きじゃないから。スカッとするやつがいいなー」
「まじっすか?!あのね、・・・・
と、延々その話の泣けるポイントを、ストーリーから話の組み立て、一つのシーンをじっくり描いてるところが泣けるんすよーなどと続き。
「ちょっと読んでみてください!!」
・・・いや、読んだよ。読んだから。まあ、確かに感動するし、泣ける。泣けるけど、私、サボテンほどには刺さってないから。
「じゃあ、あれ、どうですか?」
やはり読んで面白かったけど、サボテンほどには刺さってないやつ。
「あれ、泣けるんすよーーーー!!!」
いや、泣けるとか、あんまりどうでもいい。私は、スカッとするやつがいい。
そこで、自分の刺さった別の作家さんのスカッとする話をプレゼンするも、その作家さんの泣ける話をプレゼンし返してくる始末。

映画の話にしても同じこと。

問題は、好みの作家さんやら監督やらのベースが似ているということ。
それなのに、その作家さんやら監督さんやらの作品のうち、サボテンは圧倒的に泣けるやつをプレゼンしてくるし、私はスカッとするやつをプレゼンする。

どうにもこうにも、惜しいところで相容れない。

サボテンサトシは、とにかく泣けるやつが好きらしい。