じつは、今日からベルリンへ行くことになっていました。
なぜなら本場のクリスマスマーケットに行きたかったからです。
そんな気持ちで計画した旅行ですが、前日になってびっくり。
まさかのテロ事件。

「ベルリン」「クリスマスマーケット」という二文字はまさに1日違いそこにいるはずなのです。

お友達からもらったメールで事件を知り、本当にびっくりしました。
華やかなクリスマスマーケットが一瞬にして悲しみの底に・・・
本当にテロは許せない犯罪です。

クリスマスの雰囲気を楽しむためにマーケットを訪れた方々が一瞬にして亡くなられたり怪我をされて、朝起きたときに誰が想像したでしょうか・・・

本当に胸が痛みます。
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
そしてお怪我をされた方もかなりいらっしゃるようで、早く回復に向かわれることを願うばかりです。

子供たちのことも考えて今回は朝までニュースを見ながら考えましたがキャンセルしました。
4日間予定をすっかり空けていたので、時間ができて今年最後の追い込みでやることは山のようにあるのでがんばろう。

さて、今日はパンです!
クリスマスといえばクリスマスリース!
お花のリースも作ります!
手羽先でリースも今年は作りました!(笑)
花と団子どっちが良い?「鶏手羽ローストクリスマスリース」と「2016年 大人のクリスマスリース」


ある夜、、、なんだか急に手こねでパンを作りたくなる私・・・

あのこねこねするのって癒しに繋がるのです。
柔らかい生地に触っているだけでもほっこり。
いつまでも捏ねていたくなります。(笑)

私、最近はパンを焼くことも楽しくなりましたが、昔はパンはトラウマ的存在。
お料理するときは家にある材料で代用できたら、お料理上手の証拠!(笑)
私が大学生頃でしょうか、新しいオーブンレンジを購入したときの冊子にバターロールのレシピがあったので、やってみよう!といつになくやる気満々!

材料表をチェック!
おお!1つ以外は全部ある!大丈夫。
たいした量ではないので、省いても大丈夫でしょう!と判断。

捏ねる、発酵させるここまで来て、いつまでたっても膨らまないのですが、焼いてみよう~~~!
と勢いで形成して焼いてみた。

いい香りが漂ってきた~~☆
食べてみる。

柔らかさはないけど、初めてにしてはこれでいい??
と自分で一応納得。

1時間後食べてみる。

硬い・・・

石みたいだ~~~~><

なぜ???


それ以来私はパン作りはかたくなに拒んできて10年以上が過ぎて行きました。

日本では柔らかくておいしいパンが直ぐに買えるのですが、昔はイギリスでは素朴で固めのパンが多かったので、柔らかいパンを食べたければ自分で作らなければなりません。

トラウマを乗り越えよう!
なんて思ってイギリスに来たばかりの頃、10年以上ぶりのパン作りに挑戦!

材料表を確認。

あ!!!!

大学生のときに作ったとき、、、イーストがなかったから省いたんだった。
ってあの日の記憶が昨日のように鮮明に蘇り、頭の中はイーストの文字!

パン作りでイーストを省く人なんていませんよね。><(笑)
でもあの頃は若かった~~。
結局再挑戦したパンはおいしくできてトラウマ脱皮!
それ以来ちょくちょくパンは家で作るようになりました!

と言うわけで、みなさんもイーストはくれぐれも省かないで下さい!←誰も省きません!と言うお声が聞こえてきました。あはは・・・(苦笑)


今日はクリスマスリース風に楽しんで作っちゃいましょう!
ガーリックとハーブをきかせたオイルを塗って焼けば香り豊かな食べれるリースの完成です。
タルト型に入れて焼き上げるとこんな感じに仕上がります。


真ん中を取ってしまうと・・・リースできた~~~☆

真ん中の部分は今すぐ食べてOK!(笑)もぐもぐ。

さ!みんなで楽しく作りましょう~~♪
ちょっと時間はかかりますが満足度大!チャレンジしてみて下さいね☆

材料 直径18センチのタルト又はケーキ型 1個分


強力粉 225g
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2


水 145ml
ドライイースト 小さじ1


オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ1/2
ニンニクみじん切り 1片分
タイム みじん切り 大さじ1 (ローズマリーなど他のハーブでもよい。)

作り方
1、ボウルにAを入れ、スプーンでよく混ぜる。
2、①の中に良く混ぜ合わせたBを入れてひとまとめにして捏ねる。
3、表面が滑らかになるまでまな板の上でやさしく捏ねる。(約10分)
4、滑らかになったらひとまとめにしてまとめた底の部分をつまんでしっかり閉じる。
5、4をボウルに戻し、ふんわりラップをかけて30度前後の温度の中で1、5倍に膨らむまで発酵させる。(約40分)
*冬で気温が低く場所が見つからない場合は編みかごなどを使い、ボウルにお湯を張ったりするとよい。私はエアリング・カバードと言うお湯を沸かすボイラーがある小部屋のタオルをストックして置く場所において発酵させました。)
6、小鍋にCを入れて弱火でハーブとニンニクの香りがオイルに移りニンニクが黄金色になったら火を止めておく。
7、5をまな板の上に置き、手の平で押してガス抜きをして約10分間休ませる。
8、8等分にして6を絡めながらケーキ型に少しずつ隙間を空け、7つは円形に並べ、1個は真ん中に置き先ほどと同じように温かい温度を保てるところで一回り大きくなるように2次発酵させる。


9、180度のオーブンで約35分~40分焼いて完成。



真ん中のパンを抜いたら、オプショナルでフレッシュタイムを葉っぱに見立てて刺したり、グレープを半分に折った爪楊枝で刺しました。周りにアーモンド、カボチャの種を散らして華やかさをプラス。
ちょっとつまむにも香ばしくておいしいのです^^
みなさんのアイデア溢れるデコレーションでもぜひ試してみて下さいね!


取り分けると、ショートケーキ風?(笑)


と、こんなパンのリースでイギリスから愛をこめて^^

インテリア、テーブルコーディネートが好きな方はぜひ、昨日アップしたこちらもぜひご覧くださいね。
↓   ↓   ↓
シンプルでいて温かな心が伝わる、クリスマスのおもてなしテーブルアイデア



楽しい1日をお過ごし下さい☆
お帰りにクリスマスリースのパンをもぐもぐ食べていただけたら応援お願いします☆
いつもありがとう!