病院の選び方。 | 乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

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2017年~乳がん手術・治療を経験してひと皮むけました。
思い込みを外してもっと軽やかに自由に生きたい人のサポートをしています

しこりを感じてクリニックに行ったら
マンモとエコーだけで
細胞診の結果を待たずに
さくっと「悪性ですね」と言われてすぐに
先生に


「年明けにすぐ大きな病院の紹介状書きますので
ご自身で希望の病院を探してきてください」


と言われまして。


その先生のおっしゃる
病院のポイント・・・
参考になるかもしれないので
書いておきますね。



【がん治療の病院選びのポイント】

・院内で病理検査が出来る(病理部がある)
・検査施設がそろっている
・入院、手術ができ、治療の設備も整っている




1.院内で病理検査が出来る(病理部がある)

組織の詳しい検査をするにあたり
院内に病理部があると、素早く検査結果を
得ることができます。

私の場合悪性度が高いと判断され
先生はそう言ったのだと思います。

病理を外注しているところでも
良い病院はあると思いますが
病理部が院内にあれば
迅速な診断は期待できると思います。



2.検査施設がそろっている

MRI、造影マンモグラフィー、造影CTなど
乳がんの検査はたくさんの機械を使って
検査します。

いちいち他の病院に検査に行く手間が省けるという意味では
ある程度検査設備が整っている病院が良いと思います。



3.入院、手術ができ、治療の設備も整っている

初発の乳がんでは手術が第一選択なので
やはり検査~入院・手術、治療まで一貫して
お世話になれる場所が良いとのお考えだと思います。

中規模の病院では
放射線の設備がなく、それだけ別の病院に通うなど
ちょっとした不便があるようです。

ただし中規模の病院でも
乳がんの名医がいたりするし
設備もなければないで
きちんと取り計らってくれるので
病院の大きさと設備だけで決めなくても
良いのかな、と今は思います。



病院選びはさっぱりわからないところから
ネットで検索したり、
気になる病院の先生が書いた著書を読んだりしました。


クリニックの先生とわたし、
少し意見が違ったなという部分は


・症例数は関係ない


という部分。


クリニックの先生は
日本のがん治療は学会で定められた
ガイドラインに従って治療する。
その最高のものを「標準治療」と呼ぶ。
これをしている病院であれば
ちゃんとした治療を受けられるので
あまり症例数や人気に囚われずに
選んでくださいね、とおっしゃったのだけど。



ほかのお医者様の意見や
自分の考えも入れると
症例数は関係あると思う。


やっぱりね、
病院本体だったりお医者様個人だったりって
経験の数だと思うんですよ・・・


で、もちろん
ある程度の規模の病院なら
若手からベテランまでいて
若手は経験が少ないのだけど・・・


症例が多い病院でいることで
その病院内での独自データや
先輩医師について経験を増やすことができる。


だからやっぱり
トップでなくてもいいけど
もし選べる環境にいるのであれば
症例数は気にかけた方が良いかな、と思います。


病理も執刀も
10と100では全然違うと思うのよね。


そして実際に
お世話になる病院と
セカンドオピニオンを聞いたところでは
若干方針が違ったりする。


そこはいくら「ガイドライン」があっても
個人や病院の解釈が入るわけで・・・
やっぱり病院によって
多少違って来るよな、というのが
実感です。


ちなみにわたしは
これから治療ですが・・・



がん専門病院に
お世話になることにしました。



時間がない中
いろいろ迷うことが多いですが
自分にあう病院が見つかればいいですよね。