L-06C(Optimus Pad)を海外版仕様(LG-V909)にカスタムする方法(高速化)。
前回の記事「L-06C(Optimus Pad / docomo)のLG-V909(T-MOBILE)化」の続きです。
続きですが今回も僕が研究した結果であり、
カスタムカーネル製作者も僕も動作保障していません。
それでは何故公開しているのかと言うと、
研究が成功したんだから公開して楽しんでもらいたいからです。
それでは、Let's Go(笑)
[ LG-V909化したL-06Cをクロックアップする方法 ]
①クロックアップカーネルをDLする。
悠菜のファイル置き場からOptimus Pad用クロックアップカーネルをDLして
端末のSDCard直下にコピーする。
カーネルは2種類ありますが好みのタイプをDLして下さい。
「悠菜のファイル置き場」にカーネルがある理由は、
カーネルの製作者Ryan Scott氏が公開していたのを取り止めたのか
元のファイル置き場のアドレスが消されたのかよく解りませんが、
カーネルを検索しても一切見付からなくなったからです。
Ryan Scott氏には「事後承諾で自分のHPで公開します」とメールしてありますが、
メールの返信がないという事は「理解してくれたんだな」と思って公開しています。
まあ、Ryan Scott氏にL-06Cのクロックアップを頼んだ時に、
「君のL-06Cをハッキングするよ」という冗談を言っていたんで(笑)
②クロックアップカーネルをLG-V909に焼く。
端末をFastbootモードで起動させます。
コマンドプロンプトにて
コマンド「CD C:\LG-V909」と入力しEnterを押して作業フォルダーに入り、
コマンド「fastboot oem unlock」と入力しEnterを押し
コマンド「fastboot boot recovery.img」と入力しEnterを押して
端末上でリカバリーツールを起動させます。
TopPage→「install zip from sdcard」→「choose zip from sdcard」の順で選択・実行し
ファイル「クロックアップカーネル」→「Yes」の順で選択・決定した後で
TopPage→「reboot system now」を選択・実行します。
端末が再起動しクロックアップの設定ができるようになっています。
③Androidアプリ「SetCPU」を使用してクロックの設定を行う。
Androidマーケットで「SetCPU」をインストールし起動します。
初回起動時の選択肢では「Continue Recommended」→「Ok」→「Continue」の順でタップします。
ここからの設定は好みの速度を選択して何度も正常に動くのか確認作業です。
いきなり1.7GHzを選択してもなかなか安定動作させる事ができませんが、
1.5GHzだとデフォルトの電圧設定でも正常にアプリが動作すると思います。
1.6GHzは電圧設定と温度管理次第で長時間正常に動作したりしますが、
経験上充電ケーブルを外しておくと発熱が少なくて効果的です。
このカーネルの作者はAndroid4.1.2版では1.4GHzまでしか用意していないところを見ると、
1.4GHz設定までがCPUやハードウェアの寿命に悪影響がないのでしょう。
まあ、僕は1.5GHzで通常使用していますけどね。
(24時間以上充電ケーブルを付けっ放しにして熱が逃げない状態にするとフリーズします笑)
水城 悠菜