今日の検査は、MRIと針生検。
これで手術前の検査は全て終了。

MRIは造影剤を流すので、
検査前に点滴針をさす。
今日針をさした人、このあいだ骨シンチの注射した人と同じかな?
テンション低めで無愛想な男性。
針をさす前に、腕を縛るんだけど、
有りえないくらいキツく縛られて、
あげく血管をずっと探している。
確かに私の腕は血管が浮きでにくいらしく、
採血のときも血管を探す人は多いけど、
今日はしばらく探されたから、
ちょっとドキドキ。
チクッとしただけで、そこまで痛くはなくて良かった。

MRI検査室に入ると、
台の上にうつ伏せになるんだそう。
胸の検査なので、両胸が出るように、
型のところに両胸をはめて、
顔も型にはまるようにうつ伏せに寝る。

大きな音が出るとのことで、ヘッドフォンも装着。
動かないでください。
と言われて検査スタート。
不気味なブザー音が鳴り、不安になる。
このヘッドフォンから、ヒーリングミュージックとか、J-POPミュージックとか
流れればいいのになぁ。

トータルで20分~30分はうつ伏せになってたかな。
ずっとうつ伏せだから、
途中でおでこが痛くなってきて、
物凄く疲れる検査だった。

あと今日は造影剤が流れた瞬間に体中が冷たくなり、
喉元や膀胱あたりまで、一瞬ひんやり。
このあいだのCT検査のときの造影剤もそうだったけど、
ちょっと苦手な感覚。
尿意を催すような。
直後に少し気持ち悪くなったけど、
検査をやり直すのは嫌だったので、我慢した。
多分気持ち的に不安になったから気持ち悪くなっただけだと思うけど、
昔、精密検査で造影剤を流したときも気分が悪くなり、
どうもメンタル的に不安になると、気持ち悪くなったりするみたい。
昔から病院嫌いではないくせに、
検査は不安で具合悪くなるタイプ。
意外と弱虫なのかもなぁ。

MRIが終わると、すぐに針生検。
検査医からは、
局部麻酔が痛いです。
と言われて、ちょっとドキドキ。
局部麻酔は確かにズキッとしたけど、
我慢出来るレベル。
そのあと針をさしたけど、
麻酔が効いてるので、痛みはない。
が、そのあとにしこりに針がささったときに
とんでもない激痛が!!!
すぐに麻酔を追加してもらったが、
細胞をとる瞬間に、再び激痛!
途端に恐怖で、涙が止まらない。
ナースが横で懸命に励ましてくれて、
私も30過ぎて、痛みで泣くなんて恥ずかしいと同時に、
もう痛みとパニックで混乱してしまい、
泣き出して震えてきて、
わけわかんなくなった。
結局3回細胞を取るハズが、
私が泣いてしまったので、2回で終了。

皆さんに申し訳ない気持ちと、
こんなんで泣いてしまった、いい大人の自分も恥ずかしいやら、情けないやら。

検査が終わって、ベッドから起き上がると、
結構出血した形跡が。

今まで歯医者の麻酔とかは、しっかりきくタイプだったのに、
何で今回はききにくかったんだろう。
あとでネットで針生検のことを調べたけど、
みなさん麻酔の注射が痛かったみたいで、
針生検自体は痛くなかった模様。
むしろ麻酔が切れたあとが痛かったらしく。
今回、痛み止めは出してくれなかったな。
痛かったら、市販薬のロキソニンとか、鎮痛剤飲んでね。
と。
そんなものなのかな?
検査から4時間経ったけど、
痛みはほとんどない。

ホントに検査出来たのかな?
私が泣いてしまったせいで、きちんと検査出来なかったんじゃないかな?
不安だ。

そういえば、乳腺の先生の外来のときに、
針生検の検査、
クリニックからの細胞診の結果はあるけど、
一応針生検するからね。
間違って手術したら大変だから。
と言ってたけど、
これでガンじゃないとか絶対ないだろ。
どうせ切ってしまうのに、
どうしてこんな痛い検査しなきゃならんのだ。
と、ネガティブな考え。

あと、ふと思い出したけど、
乳腺の先生が
針生検は、局部麻酔するから痛くはないけど、
時々しこりに針をさす(だか、抜く)ときに、痛いこともあるんだけどね。
と、サラッと話していたことを思い出した。

そうか。やっぱり麻酔のきき方かなぁ。
歯医者だって、麻酔がきかなかったら、
とんでもない拷問だよなぁ。

こないだマンモグラフィ検査が痛いと言ったけど、
今のところ断トツ痛いのは針生検。

でもこれで手術前検査は終わりです。
はぁ。流石に疲れた。