明日から「フェルマーの料理」のドラマがスタートしますね。
話をいただいてから、こうやって形になるまで本当に一瞬の出来事のようで。けれども形になっていく様をまざまざと見させてもらって。
第1話放送の明日から、約2ヶ月間でしょうか。僕も皆さんと一緒に、心から楽しみたいと思います。
さてここで「フェルマーの料理」を描くにあたり、作画資料としてロケ地を提供してくださった愛媛のお店をご紹介します。
物語は東京ですが、僕が愛媛に住みながら漫画家をしているので、必然的に写真もほとんど愛媛のものになります。
ご協力いつもありがとうございます。
①海のレストラン「K」
(ロケ地)ビストロ ラングドシャ
(Bistrot Langue de chat)
松山市内の中心部にあるフレンチレストランです。中央のお二人が、ご夫婦で経営されています。
フェルマーの料理を描き始めた当時、お店のデザインが素敵で、体当たりで「漫画の資料にさせてください」と頼んだら、本当に快く受けてくださいました。
その時からずっと応援してくださっています。そして本当に美味しいお店です!いつも満員なので、予約が必要です。
ビストロラングドシャさん、いつもありがとうございます。また行きますね!
②海と岳の家
③理事長の別荘
(ロケ地) サロンドゥエミュ salon de Emu
こちらも隠れ家的なお店ですが、外観も内装もとてもお洒落なカフェです。
あの理事長の別荘という設定ですが、実際のお店は暖かい雰囲気ですよ!
ちなみに、ロケ地にさせていただいたこの3つのお店は全てデザイナーさんが一緒で、BOLTさんという方だそうです。僕と同じ愛媛県の方です。
年数回フランスなどを回って、現地でおしゃれなアンティーク物を目で見て選んで手に入れ、それらを使ってデザインされるそうです。お会いしたことはないですが、BOLTさんにもこの場を借りて、ありがとうございます。
④北田バイシクル
岳の実家。
(ロケ地)スラブサイクルセンター椿店
こちらもいつもありがとうございます!恐る恐る頼んで、快く引き受けてくださいました。
こちらのお店のおばあちゃんが、アオアシがアニメ化になった時に僕の頬に両手を添え「すごいねえ、もっと顔よく見せてなあ、あなたは頑張ったねえ」と初対面なのに泣きそうな顔で言っていただけたときに、「そうか、僕は頑張ったのかも知れない」と思えました。良い思い出です。フェルマーの料理のドラマもぜひ!
④撮影現場への差し入れ
ケーキハウス marimo(マリモ)
ロケ地ではないですが、撮影現場への差し入れ、このお店のお菓子を送らせていただきました。ずっと前から応援していただいてるお店です。
演者さんだけでなく、現場スタッフの皆さんのぶんということで、とてもたくさんの数を用意していただきました。
ここもすごく美味しいお菓子のお店です!
特にこのお店のシュークリームが好きです。
フェルマーの料理の舞台は東京で、撮影ももちろん東京ですが、漫画はこうやって、地元愛媛のたくさんの方たちの応援で描かせていただいた作品です。
そしてみなさんドラマを楽しみにしてくださってました。
さあ明日から開幕ですね。愛媛の地から、見届けさせてもらいます!