おぼっちゃんはあめ玉でも舐めていやがれ! | 「ザ☆夕方カレー」- 主宰のひとりごと

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創作ユニット「ザ☆夕方カレー」の公式ブログです

昨晩の深酒で頭がフラフラです。
年中どっかに行っちゃうふらふらおです。
全く仕事はかどらず。仕方が無いのでTBS内にあるセブンイレブンに
麦茶を買いに行きました。夏は麦茶に限ります。

で、麦茶を持ってレジに並んでいると、あるものが私の視界に入り、
思わず買ってしまいました。

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買ってから思ったんですが、私、飴買ったのなんてすんげえ久しぶりです。
飴なんか舐めないですからね。
最後に飴を舐めたのはいつだったんでしょうか?

あれは、私がまだ若手の刑事だった頃の話し。
街の外れにあるバーの扉を開けると、屈強な男どもが一斉によそ者の私に目を向けます。
ピンボールをやめて、私に近づいてくる男をよけながらカウンター席に腰を下ろすと、マスターが
「何する?」と聴いてきます。私は低い声で「何でもいいからバーボンを」と告げました。
私の左隣に座っていた前歯が一本かけている男が「おい、聴いたかぁ?ガキがバーボンだってよぉ!
ふへふへふへ~」と笑いました。すると店の男どもは皆、私を指差し笑い始めました。
さっきのピンボールを打っていた男が私の左肩に手を置き、酒臭い息を吐きかけながら言います。
「ここは、おめえみたいなガキが来る所じゃねえんだよぉ!ガキはガキらしくママのオッパイか
あめ玉でもしゃぶってなぁ!」殴り掛かる男、それをよけ、腰のピストルを抜き男ののど元につきつける私。静まり返る男達。私は、懐から写真を出し「この男を探してる。見た事あるやつはいるか?」前歯がかけた男が「ジョ、ジョンだ。ま、街の外れでディーラーやってる」私は前歯がかけた男を一瞥しピストルをしまうと、カウンターに向き直りました。そして、マスターが出したバーボンに口をつけずに床に流すと、懐からあめ玉を出し口に放り込みました。「あんたらの言う通り、俺にはこっちの方があってる」男達は「ふへ・・・ふへ・・・ふへふへふへふへ~!」と一斉に笑い出しました。

あの時以来ですかね。飴なめたのは。まぁ、こんな話しはどうでもいいです。
袋を開けてみます・・・

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慣れてないから開け方めちゃくちゃ下手だよね。

袋開けて舐めてみると、全然、あんず飴の味しねえでやんの。
最後の方でようやくあんずっぽいです。
可もなく不可もなく美味しいけど。

冒頭でしばらく飴買ってないなんて書いちゃったけど、ここまで書いて「あ、この前、喉が痛い!痛い!の時にのど飴買ったわ」ってガキみたいな事つぶやいちゃった私・・・嫌いじゃないね!