昨日書き忘れたことをかくぞ。
信雄の寝所に忍び込んだ無門。
いつも思うけど、ああいう時寝首はかかないんだね。
子どもの頃、「ここでやっちゃえば無駄な血を流さなくていいのにさ。」って思ったもんです。でも、「寝首をかく」って言葉があるくらいだから、やっちゃうこともあったんだろうな。無門の場合はあれか、信雄の寝首かいたところで一銭にもならないからやらないのか。それとも流儀?卑怯者の手段だから?いや、お金がかかれば卑怯な手はいくらでも使うのかあの人たちは。
ま、それはさておき(関係ないのかそこ)。
信雄の「女子供も容赦しない。」って言葉を聞いた後の無門のあの目。
いやぁ、こえ~わ。
あんな死んだ魚みたいな目で見据えられたら震え上がるよね。
あそこで頑張った信雄は結構偉いと思うぞ。
ほんで、平兵衛を倒した後に話は飛ぶけども、「大膳!」って呼ぶじゃない。
平兵衛を埋めてやってくれって頼むの。
やっぱりあの場でそれを頼むのは大膳なんだね。
信頼できるやつって認めてるからこそ言えるんだと思う。
で、「信雄!」ですよ。
あそこで初めてちゃんと名前呼びするんだよね。
ちゃんと呼ばれて、ちょっとひるんじゃう信雄がよかったな。
素直でいい子なんだね、あの子。
なんかの雑誌で、「今の感覚のままあの時代に生きるのはつらい。」的なことを大野さんが言ってたんだけどさ。「でも、あの時代に生まれていたら、あんな風になるのかもな。」って。
うん、多分最強になってたよね。