パラレルワールド | 詩集『コトノハ』

詩集『コトノハ』

*君だけに伝えたい言葉がある*

さぁ 時間軸を飛び越えて
会いにいく
夢にまでみたピンクのドア
開くだけ

この世界と限りなく近い
とは言え違った別の世界
悲しみの向こうへ進むための旅

パラレルワールドの中
君を探し出せたら
笑えるようになるかな
ずっと ずっと笑えるのかな

どうでもいいこと
浮かべては また消して
時空間を行ったり来たりしてるだけ

共に笑ったこと
離れて気づいたこと
陰で泣いてたこと
全部 君だけのこと

流れるように毎日は
僕を置いて往くから
溢れるような想いを
そのままにしておけない

今さら何処へ行けばいい?ねぇ?
ねぇ 間に合うなら行こうよ

パラレルワールドよりも
此処が心地良いのだと言って
良いって言って