ねぇ、

昨日SHIT HAPPENINGのライブを観に行ったんだ。知ってる?奈良から夜行バスに乗ってね、張り切っちゃってるよね。ライブ?勿論良かったよ。SHIT HAPPENINGって俺がまだ高校にまだ通ってた時から好きだったんだよね。その当時はELLEGARDENってバンドが好きでね、なんか近いなーと思って好きになったの。でも初めてライブ観た時に人が好きになっちゃったんだよね。不思議だよね。俺は音楽好きなの。でもそれだけじゃ無い物に惹かれてちゃったんだよねー。


どんな人達なの?って?

んーそうだね。俺よりも歳は上なんだけど凄く少年だねみんな。バンドってカッコいいなって思った10いくつの時、あの気持ちがそのままステージにいるみたいなバンドだよ。


え?そうそう。そんなバンドあんまり居ないよね。

時代に合わないのかな?って?いや、いつの時代も人って気持ちで繋がるもんだと俺は思うよ。シンプルな気持ちが心を打つでしょ?

甘いって?そんなの皆知ってるでしょ。でも俺が好きになったのはそうゆう部分なんだよね。


そう解散したの。

どんな気持ちだかって?

俺にも分かんないよ。いつも通りさよならしたから。

まだ26年と半分くらいしか生きてないからね。あんまり経験が多くないんだ。あの人達は俺より長く生きてるから俺よりは色々感じてるんじゃないかな。それでも最近は増えてきた方だよ。でも分かんないんだよね。


不思議な気持ちだよ。

愛くるしいんだあの時間が。

でも昔は良かったね、なんて言いたくないんだ。

矛盾してるよね。


きっと暫くはこのままなんだと思う。

数ヶ月前にも感じたよこれ。


夏が終わる頃にまた会う約束したんだ。

その時には新しい話がしたいんだよね。

数ヶ月前から今日まで俺は進み続けてきたつもりだよ。分かんないけどね。


でもそうやってずっと懐かしみながら新しい話がしたいんだ。また矛盾してるね。


俺達の明日は一応まだ続くみたいだよ。

一つ何かが終わる時、また笑って酒が飲みたいね。


いつかって?

どうだろうね。

今は関西に帰る夜行バスに乗ってるよ。

今はここまでで精一杯だね。

明日バスで目覚めた時に明日の事はわかるよ。


それまで眠る事にするよ。

またね。




  とても音楽が好きだ。
  それと同じくらい俺はRe viewが好きだとも思う。

  16日が終わってからというもの、毎日毎日このブログを立ち上げては筆を取り、それを確認しては削除する日々を送っていた。なんて言えば伝わるのか俺には確信が持てなかった。が、そんな事をする必要が無いように今日感じた。あるべき姿でいいと思っていたからだ。

  ステージに立つ時、誰かとは違う存在に、そして自分とも違う存在になろうとしていることがあった。きっとアルバムを初めて世に送り出した頃の話だ。あの頃は、誰もと同じ様に沢山悩んで日々を過ごしていた。だけど、沢山のツアーの中でメンバーと過ごした時間、仲間との思い出、そしてリアルタイムで時間を共有してくれるみんなとのことは、それが必ずしも正解であるとは限らないと教えてくれた気がする。それに気付くのには随分と時間がかかった。なんだったら本当に気が付いたのはあの日のステージの上だったのかもしれない。

  俺自身が自身である事を望んだ。
  Re viewがRe viewである事を望んだ。

 そして、その場にいる皆が思い思いの感情のままで居ることを望んでいた。だからこそ青春を少しお休みする為に設けたあの日に「Come As You Are」というタイトルを付けたんだと思う。馬鹿みたいにデカイ音が鳴ってるだけで全てが繋がる。そんなにも凄い事を俺は他に知らない。

  俺にとってRe viewは生きてきたこの26年間そのものである。これに嘘偽りはない。また俺達自身があるべき姿で一緒になれる時にはまたみんなにライブハウスで会いたい。その時はもう少し懐かしい曲も沢山やりたいね。勿論新曲もね。

  今日まで関わってくれた全ての人に心から感謝しています。本当にありがとうございます。 

  次このブログを更新する時はその約束が果たされる頃。今から凄く楽しみだ。
 
  皆さん良いお年を。
  

  気が付けばもう一週間切ってましたね。活動休止について、ここまでの思いみたいなのは飽きる程書いたのでもういいですよね。とても前向きであろうとしました僕は。考えれば考えるほどに、やる事も、やらなければいけない事もシンプルで、目の前のことに取り組んでいる間にこの何ヶ月かは過ぎていった気がします。沢山新しい経験をして、新しい価値観に出会って、そこで初めて自分がどうしたいのか知りました。活動休止を発表して尚、まさに進んでいる感覚があります。新曲を作りたいと思ったのもそうゆう理由です。

  ただ大問題が一つあって、締め切りが近付いてこないとエンジンがかかってこない病気なんです僕。今迄もずっとそうで、メンバーからのプレッシャーを感じつつ、迷惑をかけては、なんとか制作を乗り越えてきました。

  今回もです。

  違うし、違わないんだけど、とても楽しいよね。この感覚嫌いじゃないんですよ。どんどんアイデアが湧いてきて、すごく満たされていくんですよ。めちゃくちゃですよね。
 
 でもそんな中でも、パンクな曲が今俺達から生まれてきたのは喜ばしいことです。真っ直ぐ歩いてきたつもりでしたが、Re viewというバンドは本当に頭が悪くてですね。山頂の頂が視界に入ったら、知識もなく、道も知らないのに、なんの装備もなく見えた方向に突き進んでしまう、そんな行き当たりばったりの背水の陣スタイルを掲げる様にやってきたバンドだからこそ最終真っ直ぐいれてるんではないだろうか。と自己分析します。いや、真っ直ぐ居たいと望んでいます。


 今日まで5バンド紹介しまして、最後は俺達のことです。

  全て読んでくれた辛抱の強い人には伝わっただろうと思いますが、このイベントは俺達の軌跡そのものを表すようなものです。知り合ってきた人、大切にしたかったこと、ライブハウスが好きなこと。その他諸々、バンドを始めてから今迄の時間の中で俺達が得てきたものです。それを俺達の地元でやる事に意味があるのです。全部繋がってます。

  もっと若かった頃、自信に満ち溢れていた俺達は少しだけ歳を重ねました。俺はこうやって生きてこれて本当に良かったと思ってる。何かがきっかけで俺達の音楽に触れてくれたり、関わってくれたなら、届いてくれる事を願って新曲を仕上げます。そうしたら12/16の当日は良いバンドと良いイベント作って騒ぎ散らかすだけですよ。